新しい風のむいちゃん

2014年、新たに加わったニューカマー、むいちゃん。

はじめはシャー！カー！！シャウッ！！！（わかります？シャーの三段活用）

だったのに。

人慣れ訓練の1日目、去勢から帰ってきて、最初棒で触ってみたら
シャウッ！だった。

だけど、２回、３回と触ると

ん？触るの？どうぞ？とフリーダム。

そして、写真を撮る私の手をチョイチョイする始末。

はやっ。慣れるのはやっ。

パトラの時のあの苦労はなんだ。（なんなら、慣れてきたの最近だぞ）

茶トラ、いいなぁ。はやいなぁ。（その後知ることになるんだけど、茶トラの子ってこんな性格が多いみたい）

人慣れ訓練、10分で終わった。

すんなり受け入れるようになり、あっけなく素手で触れるようになっちゃって。
ケージから出てくる時には…

人の足の間にすっぽり。リラックス。

なんなん？

あのシャーはなんだったん？

何やら遊ぶのもすごく好きで。
気がついたらベランダのネットをアスレチック化してた。
どっかの公園で、こんな子見たことあるよ…

甘えん坊で、よく人にひっついている。

茶トラのむいちゃんはまさに新人類のようで、先住のせたじ、パトラとは全く違う性格。

本当に臆病な一面を持っているけれど、安心した環境であればわんぱくで、優しくて、人懐こくて、とってもマイペース。（人間を湯たんぽだと思っている節もある）

むいちゃんが来て気がついたのですが、せたじとパトラさんは性格がよく似てる。体の特徴も、体臭も、本当によく似てる。（やっぱり親子なのかな）
そして、ふたりとも自立した性格してる。

むいちゃんはまっすぐなしっぽに見えて、先がほんの少し曲がっています。
骨格も小さめ。性格も全く違う。猫同士のネットワークや繋がりをとても大切にしている子。
ふたりとは全く別の猫ちゃんなんだなぁと、驚きました。

都会の子と、田舎の子で、なんだか全然違う。これが都民と県民の違い‥？

パトラの冷たい視線…

パトラがむいちゃんのことをあまり受け入れていなくて。
むいもやたらパトラのことを追いかける。あまり相性が良くなかったのかなぁ…と。
でも、お互い野良猫を長くやっていたからか、距離の置き方みたいなものは知っているみたいで。付かず離れず。

あぁ、距離を置くことでいい関係を築くってとてもいいなぁと思った。
人間同士でも、距離が必要なことってあるよね。

気づけば、せたじにはべったり。

いやいや、その姿勢、絶対無理してるでしょ…

せたじは時々すごく嫌がるんだけど、やたら甘えてペロペロしてくるから慣れてきたみたい。（その後また猫ちゃんが増えるごとに関係は変わるけど）

マイペースで、新しい風のむいちゃん。

でも、パトラはせたじを奪われてしまったような雰囲気で、少し寂しそうでした。
もともと自立していて、単独行動が多かったけれど、更に単独行動が増えたような気がします。
（でも見て、本当にかわいいパトラ。国宝にした方がいいんじゃ…）

そんな、せたじにべったりだったむいちゃん。
そんなむいちゃんにこの後、事件が起こります。（まだ書いてないけれど、書けたら書く）

今写真を振り返ると、パトラの横にいた時もあったなぁ。