記録 九日目

ボクの、記憶も、記録も。
何処にも残さず。
誰にも残さず。
それで、良いと。
それが、良いと。
思って居た。
それが、せめてもの償いであり。
それが、身勝手な救いなのだと。

ボクは。
ボクの、この罪は。
この星迄、持って来るべきでは、無かったのかも知れない。

如何してボクは、生き延びてしまったのだろう?


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記録中断

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