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はぐれ鳥

街を歩いていたら遭遇した鳥。鳩…のはずなのですが、なんだか白い。マダラ模様の鳩がいました。
こうして、別の色のバランスの個体を見ると、脚までこんな色だっけ?って疑問に思ってしまいます。
近くの別の鳩も脚はピンクでした。

じっと観察していたんですけど全然近くに鳩が近寄らなくて。ひとりぼっちだなと心配になりながら観察してると、「立ち入り禁止」の小さな芝生に入っていくではありませんか!!
見た目の違いで仲間からのけものにされているのではないかと心配していたのですが、きっと彼はそういう、禁止事項も厭わずやりたいことをやってしまうような、自己中心的なことがあるのでしょう。
芝生を養生するために張り巡らされているロープをくぐって堂々と寛ぐ、見目の変わった鳩を見ていると、きっと彼は見た目のせいで除け者にされたわけではないのだろうと推測されます。
にも関わらず、さも自分は見た目が他の鳩と違うから、1人でいるんだと言わんばかり。

人間も、見目のせいにして他の原因追及を行ったり、見目を整えてみる努力を怠る個体が存在します。
多様性を主張する現代ならば、鳩社会を生きている鳩もきちんと紛れて生きていけたのかもしれません。
マダラ模様の鳩を見ていると、自然界の容赦のなさが浮き上がるように感じました。

壮大になってしまった。そこまで重大に悲壮感ないです。キビチー世の中だ!くらいのテンションです。よしなに。

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