Raccoon Dog Libraryのレビュー巡礼
WEB小説やエッセイをレビュー紹介するマガジンを始めます。
私設図書館や自分の本屋に好みの本を並べて、ポップを設置する感じで。
興味ある方は是非、マガジン『Racoon Dog Library|イコマタヌキ舎』のフォローをお願いします。
これは『Endless Knot航海前夜』(「かなえたい夢」企画参加)に付随する実践的取り組みですが、数年前から構想していたことでもあります。
イコマタヌキ舎
まず架空のライブラリー運営団体『イコマタヌキ舎』を空想設立しました。
代表は生駒を中心にお山歩しつつ、たぬ日記を書く「イコマタヌキ」です。
このYAMAPアカウントはイコマタヌキをはじめ、ハチドリとカメレオン、そして(狸みたいな)オオカミが共同運用しており、皆それぞれのライブラリーの形を夢見ているところです。
私ですか? 私はカクヨムで執筆する589と申します。
ここでは広報係みたいなものでしょうか。以後、お見知り置きを。
『イコマタヌキ舎』はひとまずこの5名で空想運営を開始します。
Raccoon Dog Libraryのコンセプト
『イコマタヌキ舎』のメンバーが実在の『Raccoon Dog Library』を夢見ながらお贈りする架空本棚は、マイクロ・WEB🕷️・ライブラリーです。
お気に入りをピックアップして蜘蛛の巣にペタペタ貼って掲示しよう、という絵面、という表現を受け入れてもらえるのか判りませんが、紹介する作品は決して蜘蛛の巣や埃をかぶってはおりませんのでご安心ください。
要は空間的制限が無いからこそ、砂漠でコンタクトレンズを探すようなWebの世界で、原石や宝石を埋もれさせたくないのです。
レビューに関するポリシー
記事をAIに読ませて感想や要約を出力するようなプロセスは一切介入しません。アマチュアとはいえ、これでも作家の端くれのつもりなので、著者の「内なる文章」に共鳴した自分の感性から、文章を抽出・精製します。
カクヨム活動でも、それなりに力を注いでレビュー文を書いてきました。
人間とAIのどちらが優れているかという次元の話題には興味がありません。
ただ選びたいものを選ぶだけ、読みたいものを読むだけ、そして書きたいように書きます。手間や時間がかかることは、特に問題ではありません。
ただ、私のレビューは共鳴創作じみた文章となることもあり、果たして一般的な解釈上のレビューだろうか、と自問自答することがあります。そのためネタバレはほぼ無いと思いますが、「レビュー?」と感じる可能性を秘めていることはご了承ください。
ピックアップする作品の趣向
対象とするのはWeb上に無料掲載されている小説やエッセイで、自費・商業問わず、未出版の作品です。
写真やアート、旅行記や日記、雑記、各種情報や紹介系記事は除外します。
その方の深みを感じるものであれば、月1更新でも、年1更新でも待ちますが、「毎日更新」は追えないし追いません。熟成された文章を好みます。加えてエンタメより文学寄り。紹介する作品はそれなりに厳選します。
その選択が『Raccoon Dog Library』のカラーになるからです。
ですので、マガジン『Racoon Dog Library|イコマタヌキ舎』の更新頻度もそれなり、ということをお伝えしておきます。
noteとカクヨムの橋渡し
私自身、noteでは紀行文やエッセイを、カクヨムでは小説を、と両輪で執筆活動をしていることもあり、マガジン『Racoon Dog Library|イコマタヌキ舎』では、まずカクヨムの文学作品および著者を紹介するつもりです。
noteの書き手は探索中、カクヨムはこれまでに何作も読んで著者ともコミュニケーションを取り、紹介したい!と思う対象が蓄積しているからです。
因みに私は気に入った作家の作品を追う『作家読み』を基本として、コンテストや企画などの機会に可能な範囲で新天地探索をするスタイルです。
カクヨムは大手出版社のKADOKAWAが自ら運営するWeb小説サイトです。
Web小説サイト各種については、公募ガイド社のこちらの記事に簡単にまとめられた『WEB小説慨史』が参考になります。
実際のところ、カクヨムにも日夜、作家デビューや書籍化を狙う活発な肉食獣、野獣、猛獣がゴロゴロいます。まるでジャングルです。一方で、表向きは仙人、中身は修行僧、みたいな人もまた其処此処に潜んでいます。
水辺や果樹林(作品)に評価やコメントをするだけでなく、長閑な牧場(近況ノート)での世間話や唐突な掌編バトル?(作品投稿未満の勢い一発書き)という遊びがあったり、人同士のコミュニケーションの場としても充実しているように感じます。何より執筆UIが使いやすい。
文章だけで仕上げたい小説をカクヨムで書くのは、そういった理由です。
カクヨム全体が上記のような雰囲気かは判りませんが、少なくとも私は温かいコミュニティの隅っこに居られることを有難く思っています。
小説執筆が主活動の方は、いくつかの小説サイトを掛け持ちしている方も多そうですが、気軽なコミュニケーションに関してはカクヨムの名がよく挙がる気がします。
TOP画像について
イコマタヌキ舎が贈る『Raccoon Dog Library』のレビュー記事では、紹介作品にマッチする写真を『みんなのフォトギャラリー』からお借りします。
基本的にはただ使わせていただくだけですが、「こ、これは……!(フィットし過ぎて、それ以上言葉が出ない)」という写真に出会った場合、そのクリエイターさんと写真が使われた記事やマガジンを取り上げることがあります。(できるだけ)
Project ARKs
冒頭に書いた通り、『Raccoon Dog Library』のレビュー巡礼は『Endless Knot航海前夜』(「かなえたい夢」企画参加)の実践的取り組みです。
『Endless Knot航海前夜』は全体としてProject ARKsの企画書であり、その構成要素である『Endless Knot』や『不死鳥の文士団』、『イコマタヌキケーキ』などのコンセプトをまとめました。
※参考『第5章 冒険者ギルドを創ろう(真面目)』
ARKsとはAdaptable Researchers Knotの略記、そして複数形で、「いくつもの可変的な結び目」を意味します。時代の風を受けて進む帆船の帆の織り目であり、多様な構造色を魅せるのが特徴です。
『Raccoon Dog Library』での作品紹介や『みんなのフォトギャラリー』の利用には、そのKnotを紡ぐという意味合いを込めています。
奈良の辺境に棲むイコマタヌキのメッセージ
最後に
🐝マイクロ・WEB🕷️・ライブラリーの紹介作品に、蜘蛛の巣は付属しません
🐝共鳴創作じみたレビュー?も混ざります
🐝ネタバレは、ほぼありません
🐝深みのある「内なる文章」をお求めの方は、どうぞどうぞご覧ください
それでは今後ともどうかマガジン『Racoon Dog Library|イコマタヌキ舎』をご贔屓に。