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ACGカードはないけど大会をしよう。in 2024夏 参加レポート

初めまして、りんこと申す者です。

この度、まだアニマルカードゲーム(略称:ACG)が発売されていないのに実施された狂気の大会、「ACGカードはないけど大会をしよう。in 2024夏」に参加したので、その参加レポートを書いていきます。
初投稿で拙い文章だと思いますが、読んでいただけると幸いです。

※8月28日 デッキ解説に加筆しました


大会当日まで

上で書いた通り、このカードゲームはまだ発売されておらず、現物が手元にありません。
それでどうやって対戦するのかと思われるでしょうが、カードはすべて当日貸し出されます。
カードリストは既にすべて公開されており、それを見て事前に組みたいデッキを考えておき、当日に会場で実物のカードを借りてデッキを実際に組む、という流れです。実際にデッキを回すのは当日になってからで、ぶっつけ本番になってしまいます。正気の沙汰じゃありません。

しかし私もカードゲーマーの端くれ。やるからには本気で勝ちに行きたいと思い、当選が発表されてから、やったことがないゲームのデッキを考える日々が始まりました。

デッキ構築

とはいえ、0からの構築という訳でもなく、事前のACG体験会も参加しており、この大会が発表される前からこのゲームの温度感についてはなんとなく知っていました。
大会に参加するにあたって、その微かな情報を元に次の条件を満たせるようなデッキを探しました。

  1. 先攻の時は3キルを狙えること

  2. コントロールやクロパ相手にリソース負けしないこと

  3. 後攻でも捲れるように延命手段を用意すること

ACGの「速いデッキ」は3ターンで(デッキ構成と引きによっては2ターンで)ゲームを終わらせることができますが、逆に、コントロールデッキ相手はリソースの削り合いにより、決着までのターンが別ゲーのように伸びてしまいます。
コントロールデッキ自体は強力そうに見えたのですが、試合時間が50分しかなく、1-1で勝負がもつれ込むだけで時間切れ必至です。
その為、自分で使うなら「速いデッキ」を使う必要があると考えました。
既存のアグロ、コンボデッキは3キルできますが、リソース補充手段に乏しく、延命手段(《鉄檻》)も引きづらい、「先攻ゲー」になってしまいそうなイメージがあったのでそれは避けたい。
よって、上記(2)と(3)をクリアした新しいデッキを自分で作る必要がありました。
そうして考えた結果、このデッキが完成しました。

デッキリスト

【赤緑ゾウビ】
(40)デッキ
4 * 猟犬
4 * 火付け狸
4 * 見習い小象
4 * 貴族象
4 * 戦傷の勇者
4 * 象教皇

1 * 妖狐の巻物
1 * 鉄檻
1 * 妖狐の禁術

4 * 設計図
4 * 森の中へ
4 * ゾウさんパワー
1 * ゾウの踏みつけ

(10)領土デッキ
2 * 目覚めの森
4 * 森の中の大樹
4 * 山林

(15)予備デッキ
4 * ヘビ貴族
4 * 殴打
4 * 火球
3 * 熱傷

デッキ解説

今回大会に持ち込んだ(その場で借りた)このデッキ、【赤緑ゾウビ】は、ゾウパッケージにより軽いコストで繰り出される《戦傷の勇者》のビートダウンに、《ゾウさんパワー》と赤の《火付け狸》を加えて3ターンキルを目指す構築になっています。

いたそう

公式で想定されている【クロコレスクロコン】は、妨害によって《戦傷の勇者》を守りつつ、隙あらば《妖狐の禁術》も合わせて多角的にライフを攻めることができるクロックパーミッションの形を取っている青緑型の構築でしたが、この赤緑型は妨害を捨てて速度に寄せた形です。
メインのダメージ源である《戦傷の勇者》以外にも、自身をウェイクさせる能力を持つ《火付け狸》と動物を強化する《ゾウさんパワー》のシナジーで大きなダメージを出せるようにしてあります。

凄まじい打点が出る

あと、サーチが便利であるものの手札コストが重く、4積みを躊躇させる《貴族象》ですが、頭数を並べるだけで打点が跳ね上がる《火付け狸》と素出しによるトークン生成の相性が良く、このデッキでは最大枚数の採用になっています。

ゾウが服を着る世界観なのか…

この《貴族象》4枚採用により、初手で2体の《戦傷の勇者》を並べる無法ムーブ、ダブル勇者をかませる確率が上がり(あんまりやりたくない《貴族象》2枚パターンを除いて10%くらいらしい)、運だけでゲームに勝たせて貰える試合も増やせます。

条件(1)の「3キル」はクリアし、次は条件(2)の「リソース確保」ですが、カウンターを利用するデッキなので、《妖狐の巻物》に任せます。

何故か0コスト

《妖狐の巻物》は自身をムーブすることで妖狐カウンターを1つ置く能力と、自分の場のカウンターが離れた時に同数の妖狐カウンターを置く誘発能力を持つ置物です。
カウンターを4つ取り除くと1ドローする能力も持っており、単品で運用しようとすると5ターンに1枚しかドローできない悠長すぎるカードですが、先に挙げた《戦傷の勇者》が単体で6つものカウンターが置かれた状態で場に出るカードなので、噛み合えば、毎ターンドローできる強力なリソース源になります。
1積みなので除去されたり妨害されると非常に困るのですが、場に1枚しか残せない唯一という能力を持っているので、2枚目以降が腐ります。
速いデッキ相手に不要牌を引いてしまうとそれだけで敗因になってしまうだろう、ということで1積みにしてあります。
幸い、このカード自体は0コストと非常に軽く、《設計図》によるサーチでコストを追加で支払ってもなお、自分の動きを崩さずに置くことができます。

これで条件(2)までクリア、最後に、条件(3)の「延命手段の確保」ですが、まず、緑特有の強力な延命手段として《森の中へ》を採用しました。

領土条件が少々重い

戦闘ダメージだけでなく、能力によるダメージもすべて0にするカードで、このカードが通ればそのターンの延命は約束されたようなものです。《熱傷》という対策カードも存在しますが、撃たれたらしょうがないです。
赤緑というカラーリングだと直接火力に抗う手段が限られており、唯一のライフゲイン手段である《貯め瓶》もタイムラグがあり、3キルしてくる相手で後攻だと間に合ってなさそう、ということでこちらを採用しました。

他に延命手段を用意できたデッキで輝く

更に、《設計図》からサーチできる延命手段として、《鉄檻》を投入しています。

簡単に置けすぎでは?

場にあると動物による攻撃を封じられる強烈な道具カードです。
置いてある間、お互いの動物が攻撃できなくなりますが、自分の動物の攻撃が終わった後に置くことができ、維持コストを支払わずに使い捨てる場合であればノーリスクです。
ついでに、カウンターを置いてから生贄に捧げるという順番なので、《妖狐の巻物》のカウンターも増やせます。
《設計図》経由だと合計2コストかかって結構重たいですが、これによって追加でターンを獲得できればより多くのコストが使えるので、ある程度は緩和されると思われます。

このリストであれば、

  1. 《戦傷の勇者》+《火付け狸》や、《火付け狸》+《ゾウさんパワー》で3キルを狙える

  2. 《妖狐の巻物》によって継続的にリソースを獲得できる

  3. 《森の中へ》+《鉄檻》(+《設計図》)と、多くの延命用カードを入れられる

このように、上記3つの条件をクリアできそうです。

ドローソースにも延命にも火力にもなるワイルドカード

そして、メタゲーム要素としては、使うのが簡単とされていて、原作の人気キャラである野良さんが使用するデッキである赤単が最大勢力と予想し、対策用カードとして《猟犬》を採用しました。

かわいい

《猟犬》は0コストでそこそこ大きい打点を出せる脅威で、対処を強いられる割にこちらがコストを支払って対処するとテンポ損させられるという地獄のような動物です。
そんな対処に困る《猟犬》ですが、こちらも《猟犬》をブロッカーとして立てることで、お互いの《猟犬》が常に同じサイズになるのを利用し、相打ちして貰おうという魂胆です。
相手に火力で除去されたとしても、本体に飛んでくるはずだった火力を吸ってくれた上に、元が0コストなのでテンポ的にも悪くありません。

予備デッキは

  • 【レオスト】対策の《ヘビ貴族》。サーチ手段がないので4積み

  • 【イグビ】、赤系動物アグロデッキ対策の《殴打》

  • 除去としても高水準で、一応コントロール相手にも使用できる汎用カードとして《火球》

  • 色拘束が重いものの、決まればゲームに勝てる《熱傷》

というチョイスになっています。
発売前のゲームなので、これらのカードが有効に使える相手に当たるかどうかはやってみないと分かりませんが、速い致命的なものに対処できるよう意識しました。

大会当日

会場に到着後、参加受付を済ませてデッキ構築をしていきます。
デュエルスペース卓の上に、黒いストレージボックスとクリアなデッキケースが一席間隔に並べてあり、ストレージボックスには全カード4枚ずつ、デッキケースにはスリーブが入っていました。
リスト自体は暗記していたのでデッキはすぐに組み上がりましたが、不安になり、本当にこれで良いのか自問自答します。
とはいえ、直前で枚数を調整しても良い結果になるとは思えず、「明らかに『これまで考えてきた時間>直前の思い付き』なんだから!」と自分に言い聞かせてスリーブにカードを詰めていきました。
遅れないよう早めの時間に来てしまったので、開始予定時刻にスタッフさんによってこのイベントの説明がなされた後に、もともと用意されていた構築時間が40分くらいありましたが、自分の心を押し殺して、試合開始を待ちました。

対戦レポート

1回戦 【青緑四つ子】

○○(確か1ゲーム目後攻だったはず)
2ゲームとも、長めのゲームになったものの、《妖狐の巻物》によって無限のアドを得て攻め続けて勝ち。

2回戦 【赤単】

×〇〇
1ゲーム目(後攻)
《鉄檻》で耐えたものの結局、《猟犬》の群れに襲われて負け。
2ゲーム目(先攻)
初手ダブル勇者して、1体除去されたが1体残ったのでマウント取れて勝ち。
3ゲーム目(後攻)
こちらは動物を立てられず、お相手の方も《狐火》を4体並べるだけというお互いに渋い展開だったが、なんとか《妖狐の禁術》のカウンターを9個貯める。

サーチできる《火達磨》と言っても過言

お相手のライフが14の状態で《狐火》に《ゾウさんパワー》をプレイすることで逆にリーサルをしかけ、お相手の《火球》を自身の《狐火》に吐かせることに成功。
点数が足りなくなったようでお相手の方が投了。

お互いいたい

ここで昼休憩に入りました。1時間もなかったので用意していたゼリー飲料を飲みトイレを済ませ、すぐに会場に戻りました。

3回戦 【青緑四つ子】

×○○
1ゲーム目(先攻後攻忘れる)
初手で勇者を出せず、キルターンが遅れてしまう展開に。
《森の中へ》を2枚抱えることができたものの、妨害を2枚持たれており、《四つ子の魂の呪い》が通ってしまい負け。

致死ダメージを叩き出す必殺のカード

2ゲーム目(先攻)
うって変わって、勇者で元気にビートダウン。
お相手が《森の中へ》逃れようとしたが、サイドインした《熱傷》で森を燃やして勝ち。

あつそう

3ゲーム目(後攻)
このゲームもダブル勇者で元気にビートダウン。
お相手が《鉄檻》を置いたが、《貴族象》で《ゾウの踏みつけ》をサーチして《鉄檻》を粉砕、勝ち。

平野領土条件なのが解釈違いです

4回戦 【青緑夜ゾウクロパ】

○○
1ゲーム目(先攻)
お相手は勇者を着地、こちらの勇者は《処刑》される厳しい展開。
遅れはしたものの、こちらの勇者も定着させることができ、赤入り構築特有の攻め手の多さでなんとかダメージレースにもっていく。
終盤、こちらのライフが詰まり、もう猶予がないところに、お相手にブロッカーとして十分な性能を持つ《戦列の鷲》をプレイされ、絶望する。

コスパに優れる強力な動物

なんとかならないか、こちらの勇者でヤケクソアタックを仕掛けてみたら、お相手はワシトークン1体で防御。
手札と墓地の《ゾウさんパワー》をありったけ乗せて突破によるダメージで辛勝。

一応勇者とのシナジーもある

2ゲーム目(後攻)
勇者対策に火力系除去をサイドインして臨んだ2ゲーム目、《妖狐の巻物》を置くことに成功してリソース面で優位に立つことができたかと思いきや、こちらの動物が《淘汰》され攻め手を失ってしまう。
そして、お相手は《象教皇》を墓地に貯めるだけで勇者を場に出してくる気配がない。
どうやら四つ子にスイッチしたようだ、と途中から察せたものの、《火球》と《熱傷》ばかりが手札に溜まるだけで仕掛けにいけない。
途方に暮れていたところに《象教皇》をドロー。

コスト軽減能力が非常に強力

お相手の墓地の《象教皇》は3枚、こちらの手札は6枚。
《妖狐の巻物》で1枚ドローし、夜警フェイズで手札超過により手札の《象教皇》を捨てる。
返しのターンでお相手は《四つ子の魂の呪い》をプレイ。
お互いの墓地から4枚以上の《象教皇》が除外されれば致死ダメージを食らって負けになるが、こちらも対応して除外領域の《象教皇》の起動能力を発動。こちらの墓地の《象教皇》を除外する。
これにより勝ち手段を失ったお相手は投了。

対戦後、お相手の方と話したのですが、1ゲーム目は勇者の突破を知らず、2ゲーム目は、1ゲーム目で負けたから早くゲームを畳む為に焦りもあって四つ子をプレイしてしまった、とのことです。
クロックパーミッションは勝利するまでに時間がかかるデッキで、確かに3ゲーム目を最後までできるか怪しい時間でした。
ACGが発売前のTCGであるが故に勇者の突破が「隠された効果」となり、その1ゲーム目の勝敗が2ゲーム目のプレイに影響を及ぼして、結果、マッチごと勝敗がひっくり返るという、この大会ならではの事が起こっていて面白かったです。

決勝戦 【レオスト】

1ゲーム目(後攻)
2ターン目に《鉄檻》を置き、3キルを阻止しようとしたところ、《脱獄》してきた《夜の使者》により、《鉄檻》が夜に消える。
その返しで《ライオンの嵐》が決まってしまい負け。

用途が広い良カード

2ゲーム目(先攻)
ダブル勇者で元気にビートダウン、勝ち。
3ゲーム目(後攻)
1ターン目に勇者を置けない手札だったので、《設計図》で《鉄檻》をサーチして嵐に備える。お相手の3キルはサイドインした《ヘビ貴族》で阻止し、あとは2ターン目に定着した勇者でビートダウンするだけ。

対レオスト用カード

ただ、勇者の着地が1ターン遅れた為、雑に《鉄檻》を置いてしまうとダメージが足りなくなって結局詰め切れなくて勝ちきれないかもしれない。もう1ターンは《ヘビ貴族》に稼いでもらえると期待して《鉄檻》を置かずに、《ゾウさんパワー》などでライフを詰めることを選択し、お相手に4ターン目を返す。

しかし、そんな期待を打ち砕く2枚の《生贄》。

《今生の獅子》と合わせてストームカウントを3稼げるカード

《ヘビ貴族》がいる場にもかかわらず、領土条件が満たされた《ライオンの嵐》が見事、プレイされ、負け。

Leo Storm

大会結果

という訳で4-1の3位になれました。
構築戦をプレイしたことがないゲームで、この結果は身に余るというか、本当に嬉しかったです。
発売前のゲームで自分も対戦相手もミスがありつつ、ギリギリの勝負を制して4連勝できました。
ただ、それ以上の悔しさがあり、決勝戦の3ゲーム目の3ターン目、もし焦らずに《鉄檻》を置いていたら、どうなっていたか。その後の自分の4ターン目のドローがどうなっていたか。考えずにはいられません。
《ヘビ貴族》の上から4キルされる可能性を考えていて「されたらしょうがない」精神の割り切ったプレイであれば良かったのですが、この記事を書いている今になってまで悔いているようなプレイを、大事な場面でしてしまったことが本当に悔しいです。

またいつか、この悔しさを糧に頑張りたい。

それと、後で気付いたんですが、決勝の対戦カードが原作的に地味に熱く、【レオスト】vs【ゾウ】という、「うさぎとうさぎの奮闘記」の最後のライ太vsうさクズっぽくなっていました。
ただ、私はうさクズにはなれませんでした。そもそも調整相手のうさカスがいません。
(私が使ったのは【クロコレスクロコン】からコントロール要素すら抜いたようなデッキなので別デッキ感は否めないですが)

デッキの反省点

実際に使ってみて、このデッキの弱点もいくつか分かりました。

①ダメージ源が動物に寄っていて、その上、まともな置物除去も入ってないので、《鉄檻》と《冬》を超えるのが難しい
②大きくダメージを与えられるカードが一部の動物に集中している為、的確に除去や妨害を当てられると途端にキルターンが伸びる
③実は《猟犬》は防御できない

①に関しては事前に予想は付いていましたが、試合時間の都合とプレイ難度の問題であまりいないだろうということで無視していました。

着地してしまえばあまりに強力なカード

対人戦をして実感したのは②で、相手に除去や妨害を少し差し込まれるだけでキルターンがめちゃくちゃ伸びます。
なので、ロングゲームを見越して《戦列の鷲》などの単体で強い(ついでに《火付け狸》と相性が良い)動物を入れたり、追加のドローソースを入れることなどが新たな選択肢として挙がりました。

1積みのカードを戻せるドローソース

そして③

かわいい
!?

4回戦の試合後に、お相手の方と話していて発覚しました。恥ずかしい。
赤単にほとんど当たらず、2ゲーム目以降でサイドアウトされていくのでそれまで気付けませんでした。
誰だこの犬連れてきたやつは。

最後に

「ACGカードはないけど大会をしよう。in 2024夏」めちゃくちゃ楽しかったです。狂気の大会などと言ってしまい、申し訳ございませんでした。
大会中は勿論のこと、大会前のデッキを考える時間がとても楽しく、充実していました。
環境がどうなってるかすら分からない状況で環境を読んで、そこそこ大きな大会で実践するという、発売されたゲームじゃできない体験がそこにはありました。
運営も素晴らしく、予定時間より早く終了していました。
開催してくださった運営の方々に感謝の言葉を伝えたいです。
本当にありがとうございました。

そして、このアニマルカードゲームというTCG、凄まじいゲームになっています。新しいゲームの割にキルターンが早過ぎます。
土台になっている原作「カードゲームうさぎ」内の、『作中時間では発売してから10年以上経過していてインフレがかなり進んでいるであろうカードゲーム』を再現しているものなので、カードパワーもブッ飛んでいます。
今回の決勝戦なんて、3ターン目とか4ターン目に《ライオンの嵐》をプレイされるだけでライフが20点しかないゲームなのにいきなり49点分のライオンが飛んできて負けています。
かといって速度の押し付け合いしかないかと言われればそうでもなく、カードを使用の段階で打ち消してなかったことにする妨害カードが多数存在し、攻撃を封じる置物のカードパワーも相応に高くて、じりじりとしたゲームも楽しめるようになっています。
新TCGのまったりとした落ち着いた戦いができるカードパワーのゲームも良いものですが、凄まじいカードパワー、凄まじいコンボでいきなり刺激的で新鮮な体験を味わいたい人におすすめです。
そんなTCG、アニマルカードゲームが将来的に一般販売されるそうなので、興味がある方は公式Xなどで情報を追ってみて下さい。

非常に長くなりましたが、これでこの記事を終わりにしたいと思います。
初投稿のnoteで読みづらい点も多々あったかと思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

相棒

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