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懐かしい学生時代の友人たちに会う

 大学時代のサークルの友人から連絡が来た。卒業以来会っていない。年賀状のみだったのに、私が昨年突然思いついて携帯の電話番号を手書きしたためだ。「仕事の出張の合間の東京駅での3時間に、3人で食事をしましょう」というショートメールが入った。
 
 東京駅構内のグランスタの地下一階がレストラン街になっているらしい。早めに行って、落ち着けそうな店を探して、もう1人の待ち合わせの人と先に入ることにした。グランスタ東京は噂に聞くだけで、今回初めて。すごい人で混み合っている。レストランも長居はできそうもない店ばかり。「2時間を超えると混雑時はお声かけさせていただく場合があります。」と張り紙がある。一番高そうなお店に入って追加注文を適当にしていれば、3時間いられるかもと考えて、ステーション レストランザ セントラルに決めた。食堂車風の内装で素敵だった。店内は静かだし席も広い。洋食がメインで、アルコールもある。
 
 ずいぶん久しぶりだけど、顔は変わらないので、私の方がすぐに発見された💡
学生時代、一緒にサークルで踊っていた仲間。「衣装の生地を買いに行って、部員の分全部だからすごい重かったよね。」とか、「ウクライナの踊りを二年生の時発表会したけど、今戦争で大変で、なんか悲しいね」とか、「ルーマニアの衣装、エコバックにしてまだ使ってるの」と見せてくれたり。ずっと忘れていたけれど、ついこの前みたいに思い出した。

 1人は高校の教頭先生になってる。もう1人は「〇〇(超大手)で社畜してたんで今は働かなくても生活できる」そう。私は聞かれると、一言で説明できない紆余曲折な人生を送っているため、説明しにくい。「看護師辞めた」「フラメンコも出産後病気したんで辞めた」結論「好きなことして生きてる」しか話せない。

 久しぶりでも、昨日会ってたみたいに話のできる友人は良いね。社会人になってからは、そういう友人はとうとうできなかった。楽しかったけど、3時間では足りない。「また機会があったら気楽に声をかけてね」と別れた。




 

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