勉強嫌いを20年越しに克服した話

学校が嫌いだった。

勉強は問題を解いて、正解できなくて心が折れて自分は勉強が出来ないと思い込んだ。

小学校低学年までは人間関係も悪くなかったと思う。
しかし成長するにつれて人間関係に悩み出す。
HSP気質なのかあんなことを言って良かったのかな。あの子に嫌われてないかなと思い悩む日々が始まる。

純粋で人に騙されたことがなく人に期待するから、期待通りの反応が返ってこないことに腹が立ち悲しくなり、友達はいないんだと思っていた。

英語が好きで留学をさせてもらった。
留学中は日本で形成された思い込みにより内気になった。留学なのに引きこもり。引きこもりは誇張しすぎたが、コミュニケーションを通して英語を学ぶつもりが人見知りが発動してほとんど友達ができない。

でもこの時の後悔があるから大学で1ヶ月ホームステイをしてホストファミリーとたくさん話せたのかもしれない。そんなに話したのかは覚えてないけど、1回目の留学よりは話せていたと思う。子供とも遊んだし。

偏差値はそんなに高くない大学に入学して、給料が安い事務職になった。
手に職が欲しかった。年齢の割には多い転職を重ねた。
知人に相談すると、看護師がおすすめと言われた。

そこからら1年、フルタイムで働きながら予備校に通い勉強の日々。
偏差値が高い専門学校を目指していた。
入学した大学より高い。
センター試験の勉強をする日々。

驚いた。

勉強が楽しい。解ける問題が増えれば増えるほど楽しい。

緊張はしたけど、試験は無事に合格。

やればできるじゃん、自分。
過去の自分の勉強嫌いを20年越しに克服した。

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