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Fontaines D.C. 4th Album 『Romance』の感想を書いたよー
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東京を訪れた際に、若者の服装に
衝撃を受けたそうです。
2024年8月23日 (金) にFontains D.C.が4枚目のアルバム『Romance』を発売しました。
もう4枚目か、、4枚目ってかなりの成熟度よな、、わたしは知るのがかなり遅すぎました。
ジャケットがこちら。
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このアルバムでは「場所」なのだそう。
心の拠り所のようなものかな。
どうしてこのアルバムについて記事を書こうと思ったのかというと、単純にめちゃくちゃよかったからです。
あと現行のロックバンドを新鮮な状態でアルバムをお迎えするのが今回初めてだったというのもある。世に出てすぐの熱量!これは10代、20代ぶりだよねー。
本来ならやっぱりお店でピックされた状態でレジに持って行きたかったのですが、そんな時代でもないし、オンラインで頼んだものをコンビニで受け取るという機械的でスムーズな購入方法になりました。
これが2024年式田舎のレコード蒐集家の活動です。
プレイリストをあげてくよー。
01. Romance
02. Starburster
03. Here's The Thing
04. Desire
05. In The Modern World
06. Bug
07. Motorcycle Boy
08. Sundowner
09. Horseness Is The Whatness
10. Death Kink
11. Favourite
曲の感想を書いていくよー。
表現が拙いので思いつかないものは割愛させていただきます。
0.1 Romance
怪しく陰鬱なメロディからのスタート。
わたくしの大好物でございます。
開かれしRomanceの扉。
内側へと自己の探求が始まるのでしょうか。
シンバルの音と共にRomanceの行進じゃーい。行くぞーーーーー。
02. Starburster
メロトロンのメランコリックでノスタルジーな音色にノックアウト。からのドラムの音でしょ。はいやられましたー。
ボーカルのラップの乗せ方とドラムのリズムがめちゃくちゃ気持ち良い。分かってらっしゃる人の歌い方ですよこれ。センス抜群。
MVの蛍光黄緑のセットアップもめっちゃよいんですよーーーーー。これ欲しい。ほんとセンスの曲ですよこれ。いつまでoasisで騒いでんねんお前ら。この曲を讃えろ!
失礼しました、怒りが沸くくらいこの曲が大好きです。わたししか騒いどらんけど。
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03. Here's The Thing
00sメランコリーサウンド。
ポップで王道ですね。10代の頃はこんな感じのばかり聴いてたな。
分かりやすく鬱屈した人が聴いてそうな曲です。
バンドメンバーの人たちと年代が近いので聴いてたバンドも同じ感じでした。PlaceboやらKoЯn...どこか物憂げなものに惹かれている、だからシンパシーを感じるのかも。
09. Horseness Is The Whatness
けっこう飛ばしてしまいましたが、この曲こそRomanceなんじゃないかな。
クラシックで詩的で薄暗く甘い。全体を通してもこの曲の有無で全然変わってくるのではないかな。こういうことができるからバンドとしても抜きん出た存在になれるのかも。
10. Death Kink
ボーカルのメロディーの上げ方がとってもグランジ。しかし、そこに渇きを感じないのは、イギリスの湿った空気によるものなのでしょうか。こちらの歌詞もとても魅力的なのですが、全体的に彼らの歌詞は詩的なのですよね。単語選びがとても情緒的。和訳なんてできないのですが。。なんとなく感覚で分かる。本を読む人なんだろうなあ、というのは。
11. Favourite
ラストのFavorite!MVがなんとも可愛らしい童心に帰る曲。
無事に終わったRomanceの旅。なんだか辛く苦しい長旅が終わったような解放感というか。
子ども時代の当たり前は大人になると戻れない日々になる。そんな寂しさがありますよねー。
でもそれって取り戻せるものなんだけど、みんなが忘れてしまったものなんだよな。
自分はそれがあるんだけど、周りの人たちはそれを忘れてしまっていて、そのことに関して自分自身が寂しく思う気持ちに似ている。
でも忘れることは生きていく上で必要なようです。
この曲を聴くと、そんなことを思いますね。
わたしは変わらず新しい音楽を聴き続けようと思いました。周りはそんなことを忘れてしまったようだけども。