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トレジャーハンターがお宝さがしに使ってた斧占いはなかなか面白い(●´ω`●)
・・・・・ということで、今回は中世ごろのトレジャーハンターが使用していたお宝を探す際の占いの方法の一つをご紹介。
なお、現代では機材使ったほうが確実ですが(そりゃそうだろ)、当時はこういうのもあったよ~面白いね~って感じです。
1 道具
・斧(刃を上に向けて置けるようなタイプの斧か、そういうふうに置けるように地面に埋める、石で固定するでもOK)。
・アンバーの玉(琥珀玉)
・ある程度高温の炎
2 方法
・まず、お宝がありそうな場所の付近で斧の刃が赤くなるまで熱します(; ・`д・´)。
・赤くなったら、刃を垂直に立つように置きます( ;∀;)ヤケドシナイヨウニキヲツケテネ。
・丸いアンバー玉(琥珀玉)を刃の上にバランス良く配置します。
・合計で3回、玉を斧の上に配置し(刃が赤いうちに行う)、その玉の動きで占いの答えを判断します。
3 解釈
たとえば、玉が刃の上から動かなければ、そこに宝は存在しません。
3回同じことをやるので、たとえば2回動かず、1回は転がり落ちるなどの場合、宝は存在しないと判断します。
その逆で、転がり落ちる場合はそこにお宝があると判断します。
3回とも同じ方向に玉が転がった場合、その方角付近でお宝を探します。
それ以外で、2回右、1回左とか、全部ばらばらの方向に転がった場合は、そのあたりにお宝は存在するが、もう少し場所を絞ったりするなどの新たなる調査が必要になる・・・と言う解釈法です。
4 起源
この占いは「トレジャーハンターの占い」として広まっていますが、とりあえず古い情報を調べてみると、斧を赤く熱して、その熱した状態で見える色や形などで判断する占いが存在していたのと、古代ギリシャでは、熱しはせず、刃を上に向けて置き、琥珀の玉を置いて、ころがり方などで占いの結果を判断するなんてものもあります。
つまり、今回のトレジャーハンターの占いは、この二つがドッキングしたものなわけです。
なおこういった斧を使う占いをAxinomancy(アクシノマンシー)と呼びます。
※axinomancy=斧を使った占い
今みたいに機材がなかった時代は、占いやダウジングに頼るしかなかったんですね~( ゚Д゚)。
場合によっては魔術を使用したり、悪魔を呼び出して探そうとしたり・・・神託で探そうとしたりなどなど・・・違う意味ですさまじい努力が行われています(~_~;)。
余談ですが、この手の占いで一度やってみたいのが、木のテーブルに斧を突き立てて、その震えなどで答えを解釈する方法です。
現代じゃなかなかできないですよね(''ω'')ノ。
なんか、酒場かなんかで酔っぱらった人たちが楽しんでる雰囲気がしますよね(●´ω`●)タタキワルツモリデフリオロシタイ。
なお、アンバー(琥珀)なのかって話になりますが、琥珀って旅の無事を祈るお守りで持っていることが多かったわけです。
つまり、トレジャーハンターなんかする人たちは持って歩いている人が多かったわけですね。
また、日本で琥珀の意味などを調べても、パワーストーンとしての意味などばかり出てくるので、わかりづらいですが、アンバーの効果の中には「自分の欲望を実現するためのエネルギーとその意図(方向性)を充電することができる」というものがあります。
また、アンバーを持ち歩くと、その持ち主に大きな力を与えますが、機能が作動するにはゆっくりとした時間が必要だとされています。
お宝さがしって、コツコツと地道な努力を行った先に見つけることにロマンが存在するので、そのような意味のある石というのはお守りとして重宝されていたんです。
と、まあ斧占いのお話でした。
そもそも、家に斧置いてるところなんて少ないから無理ですよね(; ・`д・´)。
でも、1本くらいは買っておきたい今日この頃(●´ω`●)。
※2次転載は基本禁止です。また、あくまで現在伝わっている魔術をご紹介しているものであって、効果や効能については保証されていません。試してみる場合は自己責任でお願いします。