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スズメバチの巣を素手で放り投げてくれた大人の話。

私が尊敬している人の話をします。その人は、頼れる人がそばにいなかった時、蜂の巣を鷲掴みにして放り投げてくれました。
かっこよかった。

大学生の時に一人暮らしをしていた私は、ふと窓をみるとスズメバチが2.3匹飛んでいるのを見つけました。バルコニーをよく見ると黒い塊が壁に張り付いていました。何かと思えばスズメバチの巣。その時私は、もう2度と窓を開けられない。と思い絶望しました。絶望の末に頼ったのは管理会社です。
奥の方からおじいちゃんがひょこひょこ歩いてきてくれて、私の家へ。
私が開けられなくて絶望した窓をガラッと開けて、スズメバチの巣を素手で鷲掴み。
え!その巣どうするの!?って思うまもなくその巣は私の視界から消えてました。
おじいちゃんの手にもう巣はなく、放り投げてました。

一瞬の出来事でした。

そんな強い大人になりたい。

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