小学生の時に出会った胸ぐらを掴む大人の話。

小学生の時の話なんてあまり覚えてないって言ってもおかしくないくらいですが、鮮明に覚えてることがあります。
まず、同じクラスの子が当時の担任の先生に廊下で胸ぐらを掴まれて壁に叩きつけられていたこととクラス全員の前で胸ぐらを掴まれて黒板に叩きつけられていたこと。
当時は体罰とかがあまり厳しく言われる時代ではなかったのか(?)2011年くらいの話?です。
今だったら絶対にクラスだけの問題では済みません。どうして心の傷は一生残るのに、過去の体罰が流されてしまうんですか?と常々思います。見ていた私が恐怖だったので、やられた子はもっと怖かったはず。同級生の子もたしかに悪いことしました。でも、胸ぐら掴まれていいわけない。
廊下で胸ぐら掴まれたのは女の子の友達。担任の先生に「ねえねえ」って声かけて逃げるっていうイタズラをした時でした。追いかけてきた先生に一瞬で胸ぐら掴まれてました。大人の男の人の力に敵うわけはないし、抵抗もできるわけもなく。見てて怖かった。
黒板に叩きつけられたのは男の子。これは理由は覚えていませんが、クラスの子が全員見ている総合の時間か何かの時に胸ぐら掴まれて叩きつけられていました。
そして私も、それ以外に嫌な思いをしたことがあひます。担任の先生は授業中に発表をしている子がいたら手を止めてその子の方を見て話を聞けと言っていました。当時素直だった私は(笑)、板書している手を止めて話を聞いていると、先生が私のノートを取り上げて、「こいつ何も板書してねーぞ!この時間なにしてたんだよ!」と全員に見せました。これ今でも根に持ってます。

もし自分に子供が生まれた時、小学校に通わせるとなった時、誰かに預けなければいけません。預けた先で嫌な思いなんてしてほしくありません。もし我が子が悪いことをしたときに、駄目なことはだめだと注意してくれる環境は必要だし、ありがたいと思います。しかし、大人が持っている力で抑え込む人は教育者であってほしくないと思いますし、自分自身も絶対にそうなりたくないと思います。

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