「選択」は大切だよ 人生においてもね
タイトル 鳥籠ノ番
著者 陽東太郎
あらすじ
行方不明の同級生を探すために集まった6人の高校生。訪れた廃墟の遊園地にある鳥籠城に閉じ込められて、2人1組で城の主を探すゲームを強制参加させられる。
部屋ごとに存在する謎解きをクリアして次の部屋に進み城の主を探すゲーム。
かなり序盤から伏線張ってて終盤で一気に回収するタイプ。勘が良い人なら最初で気づけるかもしれない。
テーマが「選択」とそれに伴う「責任」。
このテーマを真っ向から否定するようなキャラ、「郭」がたまらなく好き。彼は選択することを捨てる代わりにその責任も負わないスタンス。
ハッピーエンドとは言い難い終わり方だけれどもキャラが立ってても内容も面白かったです。