人の物を奪う、嘘をつく、邪魔なら殺す ああいう人間てのは本当にいるんだな
タイトル ノイズ
著者 筒井哲也
あらすじ
名古屋市から車で2時間の猪狩町で、名産品となったイチジクの農園を営む泉圭太の元に鈴木睦雄と名乗る謎の男が現れる。
その男が出所した元犯罪者疑惑と圭太の妻と子供に危害を加えるそぶりを見せたことから、友達の猟師と町唯一の警察官と共に鈴木睦雄を問い詰める。
村特有の閉塞感っていうのだろうか。町の利権を守るために行動する主人公とそれを全力でサポートする町人たち。終盤に3年後経ってからのオチは正直好きではないけれど、それまでは結構ハラハラしました。