海の上ではよくあることだ!!
タイトル 義侠船 全1巻
著者 森遊作
あらすじ
関西の大組織、赤流会の幹部が東京の赤坂で撃たれた。そのヒットマンを匿うことになってしまった紅虎一家若頭の上原亮司は、組長からの命令でそのヒットマンを不良債務者と共にマグロ漁船で国外逃亡することを画策する。
ヤクザ要素のある蟹工船とでも言える作品。マグロ漁部分もそれなりに描かれていてその様子が知れるのが面白い。ミナミマグロは3000本釣り糸垂らして10匹ぐらい釣れるかっていうくらい希少のようです。
マグロ漁船のリーダー、村田の圧倒的存在感。
使えなくなった奴は平気で殺すやべぇやつ。
船上ではこいつが法律という独裁者状態。
仕事道具を大切にするプロ意識は好印象です。