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油彩キュビズムとフォービズム 京都芸術大学通信課程洋画コース

年明け初のスクーリング

 今年初のスクーリングは油彩でキュビズムフォービズムで表現する、でした。事前課題としてキャンバス2枚の地塗りもありました。年末年始休暇中に地塗りに取り組みましたが、やった後に色の混色の間違いに気付き、1枚は上から重ねてやり直したので乾くか心配でしたが、なんとか間に合いました。

1日目キュビズム

 初日はキュビズムで表現する、です。目の前のモチーフをキャンバス内で再構成して表現するのが難しく、普通にモチーフを見た目通りに下書きになってしまったので、書き直してもみましたが、なかなかキュビズムっぽくはなりません。ピカソやブラックのような発想や表現はあらためてすごいと感じました。

モチーフは普通の白いものたち
蓋や口は見た目とは違う感じにしたけど、そういうことじゃなかったなー。空間にある文字などは先生のアドバイスで、ポットの反対側のラベルに書かれているものを入れました
地塗りの色を活かして掠れた感じにするのは気に入りました

2日目フォービズム

 キュビズムもままならないまま2日目はフォービズムの表現です。見た目通りの色ではない色彩で描かれているアレです。マチスとかドランとか。
 白いモチーフを見た目通りの色じゃない色で描くのも難しすぎる!カラフルにすれば良いのかと着色していたら、先生にモチーフ同士の関連性がなくて唐突感がすごい、と言われ、関連性が出るようにアドバイスしてもらいました。自分じゃ思いつかない色も先生が乗せるとあら不思議、馴染んでいい感じに。

最初ブロックをもっと青🟦く描いてました。手前のヘリにオレンジぽい色をのせたり、表面にもザラついた感じに色をのせたりしてこうなりました
フォービズムはもっと明るいイメージですが、地塗りの色がちょっと暗すぎたようで、こうなりました

 今回の2つの課題、どちらも難しくキュビったりフォビったり作品にはうまく表現できませんでしたが、頭ではこういうことなんだな、というのはわかった気がします。 
 今後、もっと先に卒業制作もありますが、最終的に自分の描きたいものを描くときに色々な表現方法を知っていると良いのだとのことで、こういう表現も学ぶそうです。

 今年は課題以外の作品も時間を作って描いていきたいな、と思います。

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