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不登校児の親の気持ち~学校に「行かなくてもいい」理由と「行ってほしい」理由

学校に通うのって、社会性を養ったり知識、運動能力を発達させたり成長の過程において大切な要素が凝縮されてると思います。

息子が不登校になるまで、学校に通うのがごく当たり前の光景だったのですが、息子にとっては当たり前ではなかった。

息子の場合は、学校の学習方法に合っていないとか、人間関係の問題ではなかったので、心のメンテナンスができたことで復帰できました。

だけど不登校の理由やパターン、性格等によって、状況も十人十色だと思うんです。

     なので、

     私個人的に
  「学校に通う=ベストな選択」
      ではない
    
と思っています

色んな意見があると思うのですが、
私の「不登校に対しての考え方」と「学校に行ってほしかった最大の理由」を書きたい
と思います。最後まで読んで頂けると嬉しいです😺

私の不登校に対しての考え方

(学校に「行ける」のがベストと思っている  前提です)
・そもそも子供が何かしら問題を抱えていて「学校行きたくない」と言った時には、「無理に行かせない」と決めていた

・自分から、「学校に行く」という気持ちになってから行けばいい。

※今回わかったことは、待ってるだけでは状況は良くならないこと、その時その時に合わせたアプローチが必要ということ。

・無理に学校に通わせたところで、子供が思い詰め自身を傷つけるようなことをしてしまうかもしれない。

そんな事になるならば、
ずっと家にいてもいいから生きていてほしい


・学校に行けなくても、フリースクールや自宅で学習する方法もある。
今や通信で高卒の資格をもらうこともできる。

・高卒の資格とかなくても(もちろんあるに越したことは無い)何かしらの仕事は見つかるだろう。

・最終的に、仕事が無くても生活保護等を受けて生きることはできる。

結論は、
とにかく自分を傷つけるような事は絶対させない!

「生きていれば何とかなる」精神。

「生きる」ための道を選んでほしい。

なので息子が「学校を休む」という選択をしたのは素晴らしかった。

私には、息子と向き合うべき時間を与えてもらえたんだと思いました。

今を逃したら、息子の今後はどうなるか。
近い未来、若しくは大人になって歪んだ精神状態に陥るかもしれない。
自分自身は然り他者を傷つけるような人間には絶対させない。

だから真剣に向き合いました。
お金の心配はあるけど今優先すべきなのは子供の心だ。

健全に育ってほしいから、この際仕事のことは後回しにしよう。

どうしようもなく困り果てた末には、生活保護だってある。頼れる支援は全部頼ろう。

  「生きていれば何とかなる!!」
     
私の呪文です笑(^_^)

学校に行ってほしかった最大の理由

これは、ズバリ「私が仕事に行くため」です。
生活がかかっていますのでね💦
仕事は後回しにしようというものの、お金の心配は切り離せない問題です。

息子が学校に行けるまで、長い目で見ていこうと覚悟を決めていましたが、いつまで続くかわからない不安はとても大きかったです。

家でできる仕事も探しましたが、なかなか見つかりません。
パソコンが使えたら、何か色々できたのかな…と思いました。

単発バイトのアプリを入れてみたりしましたが、結局条件に合う仕事は見つからず、出来ず終いでした。

不登校でも留守番できる子もいますが、息子はそれができないのです。

職場に休みの連絡を入れる時って、すごくプレッシャーなんですよね…。2日、3日…と続いてくると、尚更です。1週間経過してきた頃には、もう辞めた方がいいかな…と悩みました。

ですが有り難いことに、上司が本当にご理解のある方で、仕事復帰することができました。

またいつか来るかもしれない日に備えて、家でもできる仕事を確立させておきたいです。

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