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2018年一番ハマったアーティストの話。

こんにちは!

ダイネンジヤマ・アイショウです。


いきなりですが、
皆さんはこの歌を聞いたことがありますか?


「東京の空の星は見えないと聞かされていたけど、

見えないこともないんだな。
そんなことを思っていたんだ。」


邦ロックに関心のある方は
この歌詞を見てピンときたかもしれません。

こちらは、
日本のロックバンド『フジファブリック』の代表曲
『茜色の夕日』の歌詞の一部分です。

この一文。
明確な感情が一つも書いてないんですね。

この人が、
「夕日」を観ながら、
どんな感情に浸っているのかが明言されていない。


言い方を変えれば、様々な解釈ができる。

仕事で嫌なことがあって、めちゃくちゃ凹んだ日。帰り道にふと見上げた「星」なのか。
それとも、大切な人との幸せなひと時を終え、帰路に着いた時頭上に輝いていた「星」なのかもしれない。

そんな、誰にでも浮かぶ情景を、
どれでもない言葉で表している。

今日はダイネンジヤマが、2018年もっともハマったアーティスト
『フジファブリック』の魅力を自分なりに書き綴ります。

この記事を読んでくれたあなたが、
フジファブリックの楽曲を
「お、いいな。」と想ってくれて、
Youtubeで検索してくれる
のを目標に、今日は書きます。

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フジファブリックと出会った話

1、フジファブリックとの出会い

僕がこのバンドを知ったのは一昨年末。

その時、
僕は某シューズショップでアルバイトをしていました。

その店舗は、
確かその系列において西日本で売上top3のモンスター店舗でした。

都市部のファッションの流行の中心で働くことによって、
新しいことを感じたいと背伸びしました。

意気揚々と門を叩いたダイネンジヤマ。

激務の始まりでした。

当たり前なんですが、
客足が半端ないんですね。
絶え間なく続くお客さんの波。

また、土地柄もあってか、
外国人旅行客の方もたくさん来られます。
僕のTOEIC200点相当の語学力では、なかなかうまくコミュニケーションを取れませんでした。

加えてしんどかったのが、店員さんの熱量。
当たり前なんですが、関西の売り上げの片翼を担っている店舗なので、
関西の精鋭たちがそこに集います。
それが基準です。

アルバイトなんて、関係ない。
お客様から見たら、どちらもスタッフである。

そのスタンスだったので、
ありがたくもフル熱量でスタッフの皆様はぶつかってきてくださいました。

僕は、アルバイト感覚が抜けておらず、
なかなかその店舗に馴染めずにいました。

店舗のスタッフさんとの熱量の違い。
前回の記事でも書きましたが、僕はインキャです。

なかなか打ち解けられず、
意気揚々と始めたバイトもいつしか精神的な負担となっていました。

そんな憂鬱なバイトを送る僕にとっての唯一の癒しが、
店内でかかる有線。

音楽が好きだったので、勤務中も意に介さず聞きまくりました。

そこで流れた一曲が、

『若者のすべて』。


フジファブリックの代表曲ですが、
店内で流れたのは女性シンガーのカバーバージョン。

最初は、
「なんだこの曲?」くらいの違和感だったのですが、
長い間聴いているとクセになってきて、
その日家に帰った後、youtubeで検索。

そこでフジファブリックのオリジナルを初めて聴きました。

そこから彼らの虜です。


2、僕から見たフジファブリック

僕がフジファブリックの楽曲を表す一言で、
一番好きな言葉があります。

「この曲を聴いた時にしかならない感情がある」。


素敵な言葉です。

冒頭でも告げましたが、
彼らの楽曲は本当に様々な解釈が可能です。


元ボーカルの
故 志村正彦さんは、自身の楽曲についてこう語っています。

例えば「君が好き」というワードがあったとしたら、

フジファブリックはそういう言葉で歌わないです。
「君のことは嫌いじゃない」と言うと思う。
そうすると「好き」になるかもしれないし、
「普通」になるかもしれないし。
想像しだいですごいラブソングにもなるし、
そう言う曲を作ろうと心がけています。


(上の言葉は4:00~)


残念ながら、志村さんは10年前のクリスマスイブに
若くしてこの世を去りました。


しかし、
現在フジファブリックは、
ギターの山内総一郎さんがボーカルを兼任し、
今もなお日本の音楽シーンを牽引し続けています。


志村さんから、山内さんへ。


人は変わっても、
伝えたいメッセージは一貫して受け継がれていると思うし、
その中に、
”志村さんらしさ””山内さんらしさ”がある。

こちらもフジファブリックの魅力の一つだと想います。

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いかがだったでしょうか!
まだファン歴が浅く、
おそらくファンの皆さまから観たら
「まだまだだな」と想う部分が多々あったと思います。

しかし、
もしこの記事を読んで、
フジファブリック聴いてみたいな
と想ってくれた人がいたなら、
筆者冥利に尽きます!!

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!
これからもぼちぼち書き綴ろうと想っているので、
応援していただければ幸いです。

それでは!

ダイネンジヤマ・アイショウ

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