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革靴のビスポークについて本音を語る。

皆様こんにちは。

今回はビスポークシューズについて語ってみたいと思います。革靴好きは多いですよね。靴磨きがブームになったりと革靴にスポットが当たるのはとても良いことだと思います。

そんな革靴好きにとって憧れの1つがビスポークではないでしょうか。
筆者は過去に2度ビスポークをしており、今回はビスポークシューズの良し悪しについて率直な意見を述べさせていただきます。

興味がある方は是非ご覧ください。


革靴で重要なことは何だ?

オーダー(ビスポーク)=良いものである、これは幻想です。
スーツもそうですし、革靴ももちろんそう。

革靴で重要なことは、「足に合うこと」です。当たり前ですよね。

革靴を履く上でにおいて修行という言葉があります。
これは文字通り、靴擦れで血だらけになりながら履き続けて足に合わせていくことを指す言葉なのですが、最初から足に合っていればそんな苦行をする必要がないわけです。

もちろんドMの方や、苦行を乗り越えることに価値を見出す方には「邪道」かもしれませんが、普通に考えれば足に合うものがベストでしょう。

つまり足に合えばビスポークする必要はない、とも言えます。自分好みのデザインの靴が欲しいという場合はその限りではありませんが、ご自分の足に合う既成靴があるならそれで充分。

そして経験上、足に合わせて革靴を仕立てるビスポークは、必ずしも完璧な履き心地にならないこともあります。むしろその確率の方が高い。
それでは革靴のビスポークには意味がないのでしょうか。

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