「どっちでもよくない?」と言われそうな気もするカミングアウト
仕事上、情報収集のためにTwitterとInstagramを登録した。
でも個人的な趣味・嗜好で見ることはあまりなかった。
仕事を辞めてからは
さらに減って、週単位もしくは月単位の頻度である。
でも、せっかくアカウントあるのだしと、
たま~~に
自分がその日、もしくは前日に飲んだ
缶ビールを記録代わりに投稿してみたり。
ビール好きなら、キャプション(文章入力)には
そのビールについてのうんちくや感想が書かれているのが
ほとんどだが、
私はこれといってこだわりはなく、
おいしく飲めればすべてよし、なので
ビールとは全く関係のないことを2、3行入れて投稿する。
例えば
思ったことや、気が付いたこと
ちょっとした出来事を何となく入力しているだけだが
私の投稿を見ている人の中には
どうも私をおじさんだと思っている方がいる。
いつからかそう気づいたが、
「そうか、そりゃそうだよなぁ」と苦笑いだった。
私のキャプションは小言のようなことだったり、
語呂合わせみたいなことが多く、
自分でツッコんで、ひとり悦に入っている。
ダジャレとかぼやき。
ダジャレやぼやきといえば
「中年男性」というイメージは強い。
しかも、私のアイコンは
今や東日本では購入出来なくなっている
あのお菓子のキャラクター「カールおじさん」だし
ユーザーネームも英単語と数字。
これらに私の性別を推定できる情報はない。
むしろ「男性」と勘違いされる確率の方が高い。
致し方なし。
そしてこれも最近まで気づかなかったのだが、
noteもそうなのだった。
私の記事は内容によっては
たぶん私の性別はわからないと思われる。
(つぶやきのような短いものは判別不能)
ましてや、記事のアイキャッチ画像に
中年男性のイラストを多く使っている。
当然、このイメージが読む方に刷り込まれるし
アイコンも溢れそうなビール。
人でもなければ生き物ですらない。
これらのイラスト画像も、
中年男性の持つ独特な「侘しさ」とか「切なさ」のような
哀愁感が好きで使用していただけで、
自分の様子を表しているつもりはなかったのだが…
一応、女性のものも使ってはいるが、
印象としてはやはり、
中年男性の魅力の方が強く残るのだと思う。
くどいようだが、
狙って男性を装っていたわけではなくて、
たまたま自分が好きなものを
アイコンや画像に使って自分で面白がっていた、
ただ、それだけだった。
noteでも、記事のコメント返しを読ませて頂いて
それが男性呼称だったり、
男性前提のコメントだったとしても
きっと、わかりづらいんだろうなあ…くらいで、
♡ 印をポチっと押してそっとクローズ。
「違います!」みたいなリアクションはしなかった。
まあ、それで困ることは特にないし…
いっか。
そんな感覚だった。
だが、Instagramにしろnoteにしろ
リアクションを頂く頻度が上がると
何だか申し訳なさが湧くようになった。
カミングアウトすべきなのではないか…
いや待て、
今さらにそんなことを書き込んだら
相手の方はどう感じるだろうか?
騙されたような気持ちにさせたり、
恥ずかしい思いをさせたりしてしまうかもしれない。
どうしよう・・・
そんなことを思いあぐねて
余計に言い出せない感じになってしまっていた。
でもやっぱりさりげなく伝えておこう、
そう思った。
・・・さりげなく・・・
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