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貴船神社はチェロの余韻≪レポ③≫

『ミーハー以下の私の鞍馬山レポ part.3』

神社仏閣や歴史に造詣のかけらもなく、
鞍馬山という山も
「聞いたことあるなぁ・・・何県?」

その程度の私が思い立って京都・鞍馬山へ向かった。

恐縮です。

何のレポだかわからない感じです。

息切れの苦しさと
山道の危うい足元に気を取られ、

気づけば幾多の名所もほぼ素通りし、

川床の蕎麦が旨くて感動している。


そんな「何しに来たんだ」の私、
無事、貴船神社鳥居前到着。

川床の蕎麦屋から徒歩5分で目の前に鳥居がでーん!と。

こちらの参道は段差も幅も端正な石段。

さっきまでの下り山道を体感したからこそ
この石段をリズミカルに踏みしめる、
そんなありがたみもひとしお。

画像、左側奥に見える案内看板もタッチパネルタイプ。
ショッピングモールのような今どき感。

小学生のようにはしゃいでいじっていたら
後ろに杖をついたナイスグレーなお爺さまの
「わしもいじりたい」といった視線に気づき
そそくさと石段をあがる。

境内はたくさんの詣客で賑わっていた。

「本宮」詣客でごった返していて撮影が難しかったので↓より引用
https://ja.kyoto.travel/tourism/single01.php?category_id=7&tourism_id=261

本殿前に水の流れ出る場所があって、
みんな何か浮かべて神妙に眺めている。

水占齋庭みずうらゆにわといって
引いたおみくじを御神水に浮かべて占いができるらしい。

また、『絵馬発祥の地』ともあり、
雨乞いや雨止み祈願に本物の馬を奉納していたらしい。

「らしい」「らしい」と書いているが
実は、Google検索情報の受け売り。

それで『レポ』とタイトルつける恥ずかしさ・・・

これも帰ってから検索して気づいたが、
貴船神社は本宮、中宮、奥宮と三社あったらしい・・・
(これはさすがにしくじった感あり)

最低限の見識は必要だ。

水の神様だということも
お参りしてみて気づいた。
(これは検索ツールによるものではない)

やっぱり、龍神様なんだ。

「やっぱり」と、
納得したのは、ここのエネルギーだった。

鞍馬寺とは打って変わって重く、低い。

龍神様は瀧の怒涛のように力強くて、
お腹の底に響くようなエネルギーだろうと
勝手にイメージしていた。

10年ほど、私のお守りだった画像
携帯電話の頃のものだが、今でも大切な一枚

なので、やっぱりそうなんだと腑に落ちるものだった。

「重くて、低い」といってもそれは
なめらかな漆塗りのような光沢を放つ感じ。

音色でいえば「チェロ」だ。

低く緩やかにうなる弦の響き・・・

曲調と弦の旋律で一番しっくり来るものを探してみた。

※あくまで個人の感覚・感想です。

もしまた機会があれば
今度はふもとに賑やかに立ち並ぶ
料理旅館のどこかに泊まって
三つともお参りしたいと思った。

でも・・・

出不精な私、次はいつ重いお尻を上げるか
それが問題である。



≪龍神様の名誉のために補足≫
龍神様のエネルギーの重さと
私のお尻の重さはまったく異なるものです。


次回、鞍馬山レポ番外編 ≪私の旅のしおり≫
※あくまでミーハー以下の私視点です。


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