【音楽配信向け】動画に詳しくない人のYouTube攻略法?②
新シリーズ、【音楽配信向け】「動画に詳しくない人のYouTube攻略法?」の第2回目です。
前回に書いたように、攻略法に「?」マークを付けた意味は攻略法を模索している、ということです。
前回の記事はコチラです。↓
位置付け
まだ2回目なので、位置付けも再度書いておきます。
YouTubeに関し、このシリーズの位置付けは以下となります。
①チャンネル登録者数も再生数も多く、人気チャンネルである。
②人気チャンネルではないが、以前よりも再生数が伸びてきた。
↑ココ。
③人気チャンネルではなく、再生数の伸び方も以前と変わらない。
「音楽配信」におけるYouTubeの収益化
まず、攻略法云々の前に「音楽配信」におけるYouTubeの収益化について整理しておきます。
なお、ここからの内容は私がよく利用している音楽配信代行サービスのTuneCore Japan(以下、TuneCoreと略します)を経由して音楽を配信した場合の話に基づきます。
一般的にYouTubeは動画投稿サイトというイメージが強いかもしれませんが、「音楽配信」に限れば、YouTubeによる収益化の種類が少し増える感じです。この種類には主に以下の3つがあります。
[1] YouTube Music
[2] コンテンツ収益化サービス - コンテンツID
[3] コンテンツ収益化サービス - YouTube Shorts
以下、番号順に説明します。
[1] YouTube Music
YouTube Musicは、YouTubeが提供する音楽ストリーミングサービスです。音楽配信の場合、楽曲がこのストリーミングサービスにて再生された場合も収益化対象となります。つまり、音楽配信の場合、YouTubeの動画再生とは別に、収益化の機会があるということです。
また、YouTube Musicで配信される楽曲は、アートトラックと呼ばれる動画がYouTube側によって自動生成されます。動画といっても、ジャケット画像の静止画が表示された状態で配信対象の音楽が流れるという構成です。この動画はYouTubeの方で視聴できますが、その再生数はYouTube Musicの収益に反映されるようです。
「動画の再生数」と「YouTube Music上の楽曲再生数」は基本的に一致しているように見えます。
さらに、アートトラック動画には、プレビュー版も存在します。これは配信日よりも前に公開される動画で、先行プロモーションを兼ねた60秒間の短尺動画です。この動画の再生数もYouTube Musicの収益に反映されるようです。
これはTuneCoreにおいて、YouTube Music関連の収益内容を見た際、プレビュー版の再生数もカウントされているようだ、ということで気づきました。
[1] YouTube Musicの再生数が?
以上の内容から、YouTube Music関連でユーザーが再生する手段として、以下の3つがあります。
① YouTube Musicでのストリーミング再生
② YouTubeでのアートトラック動画(フル尺版)の再生
③ YouTubeでのアートトラック動画(プレビュー版)の再生
音楽配信側からみると、①と②は共通になります。
そして私の場合、あることをやり始めた効果なのか、1日あたりの①~③の合計再生数が増えるようになってきました。
この辺に関して、次回以降で詳しく書いていこうと思います。