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【音楽制作】 TikTok アーティストアカウント(アーティストハブ)の登録について

 今更ながらの今更ですが、最近「TikTok」始めてみました。皆さん、TikTokをご存知でしょうか?
 って、そんなの知ってるよ~、という方が殆どだと思うのですが、動画に詳しくない私も流石に「TikTok」くらいは何となく知ってます。まぁ短い動画を投稿したり、視聴したりって感じのものですよね。要するに詳しくないし、興味もない程度に知っているといった感じでした。

TikTokのアーティストアカウント?
 ところでTikTokにもアーティストアカウントが存在するとか。例えば、「Spotify for Artists」のような認証アーティスト的なものでしょうか?
 で、このアカウントは「アーティストハブ」とかいうものを経由して申請できるようです。ってことで今回は「TikTok アーティストアカウント」の登録(申請から承認)に関する内容を書いていきます。

アーティストアカウントでできること
 まずはアーティストアカウントで何ができるか、ってことなんですが、TikTokのプロフィール画面上にて、「音楽」タブ(♫マークのタブ)を有効にして、楽曲のプロモーションができるということです。
 具体的には「音楽」タブを開いたときに、アーティスト自身のリリース楽曲が一覧表示されます。その中で上位に表示させたい楽曲があれば、「ピン留め」を選ぶことで最大3曲まで上位表示させることができます。
 また、自身の楽曲が使われた動画が投稿されている場合、その動画を「ファンスポットライト」に追加・表示させることができます(最大5つまで)。
 「音楽」タブの画像はこんな感じです。↓

音楽タブの画像

 そもそも「音楽」タブが表示されるだけで、このアカウントは他とは違うゾ、といった印象を与えることができるかもしれません。

アーティストアカウントの申請方法
 さて、申請方法ですが、TuneCore Japan(以下、TuneCoreと略します)の記事に詳しく書かれています。↓

 これだけで充分すぎるくらい、かなり詳しく書かれています。例えば、「アーティストハブ」のボタンはなかなか気づきにくそうな場所にあるのですが、この記事では丁寧に書かれています。
 じゃぁ、noteに書くことあるの?ってことなんですが、それでも個人的には迷った部分があったので、その辺を「note」に補足するような感じで書いておこうというのが本記事に至った経緯です。

 まずは上の記事に書かれている申請条件の概要を以下に示します。
  ①TikTokのアカウントを持っていること
  ②TikTokで配信中の楽曲があること
  ③アーティスト活動を証明できるスクリーンショット(スクショ)
 
以下、順に補足していきます。

①TikTokのアカウントを持っていること
 
申請はTikTokアプリで行うので、アカウントが必要です。TikTokのアカウントには「個人(アカウント)」と「ビジネス(アカウント)」がありますが、「ビジネス」だと申請できないかもしれません。「ビジネス」だと商用利用可能な楽曲ライブラリのみ使用可という風に限定されます。一時期「ビジネス」に切り替えていたのですが、自分の楽曲が検索表示されなくなったので、「個人」に戻した経緯があります。申請は「個人」でやったので、「ビジネス」では試していませんが、申請時のアーティスト検索で表示されないかもしれないので、この点は要注意かと。

②TikTokで配信中の楽曲があること
 
これは例えば、TuneCore経由でリリースしている楽曲はTikTokにも配信可能なので、通常はこの要件を満たせます。ただ、先ほどの「ビジネスアカ」だと、検索しても楽曲やアーティスト名が表示されないかも、です。

③アーティスト活動を証明できるスクショ
 特に迷ったのがこのスクショです。申請者がアーティスト本人であることを確認するために、スクショ画像が使われるようです。TikTokの画面ではアーティスト情報、楽曲情報のスクショといった大まかな説明文が表示されますが、前述のTuneCoreの記事では以下のように、より具体的に書かれています。
 「Apple Music for Artists」や「Spotify for Artists」で、下記が確認できるスクショを複数添付することをオススメ。
 ・アーティストプロフィール
 ・リリース(ディスコグラフィーなど)
 ・楽曲情報(その楽曲のスタッツなど)

 ※全タブをスクショする勢いで!

では、順に迷った点を挙げていきますが、画像データで本人確認という性質上、あまり詳しく書きすぎない程度に、そこそこの詳しさくらいで留めています。

スクショはPCで?スマホで?
 私はPCの方が使いやすいので、何となくPCでスクショを撮っていったのですが、TikTokはスマホがメインですよね。あれ、どっちがイイの?
 PCは横長画像、スマホは縦長画像、ただ横長でもスマホで拡大すれば見れるよね。そもそも、TikTokの審査担当の方がPC使うのか、スマホ使うのかもわからないから、とかアレコレ考えまして。結局、PCで撮った横長画像をスマホに添付することにしました。

リリースの画面がぁ
 「
Apple~」と「Spotify~」それぞれ、リリース楽曲の一覧がみれる画面をスクショしようとしたら、フルスクリーンでも1つの画面に収まりませ~ん。これ全曲必要なの?ってとこですが、足りないよりは多めの方が良いだろうと、それぞれ全曲・2画面分をスクショしました。
 リリース楽曲が大量にある方はどうなるんですかねェ?

楽曲情報(その楽曲のスタッツなど)
 まず………「スタッツ」の意味が分かりませんでした(苦笑)。で、ネットで調べると、どうやら「スタッツ」とは「stats」のことで、「statistics」(統計)の略語のようです。なので、Apple~」や「Spotify~」における楽曲の統計データ(再生数、その他諸々)をスクショすればいいのかな、と。てか、こんな実績の低いデータ送っちゃうの?w
 おそらくアーティストとして活動していることが伝わればいいんじゃないかと思って、Apple~」だと楽曲の一部やアーティスト等の実績が分かる情報、「Spotify~」だと楽曲やオーディエンス等の実績が分かる情報、といった感じのものをスクショしました。

「いざ、申請」からの「結果待ち」
 アーティストハブでの申請準備が整ったので、スマホにて申請しました。夜遅い時間に申請したのですが、結果は2~3日後くらいかなぁ、と思っていたら全然そんなことはありませんでした。
 次の日の午前中には「おめでとうございます」といった感じのメッセージがTikTokアプリ内に届きまして、すんなりと「TikTok アーティストアカウント」を取得できちゃいました^^

さいごに
 そんなわけで、基本的には前述のTuneCoreの記事に従って申請すれば良さげですが、こんな場合はどうするの?って思ったときに本記事が役に立てば幸いです。

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