2024/08/24 科博の特別展、昆虫MANIACの振り返り(前編)
科博の昆虫展に行ってきました
— まげメガネ (@MageMegane_VR) August 14, 2024
>○ᴗ○< 虫の部分はトリミングしておきます
>○ᴗ○< かわいい虫もいた pic.twitter.com/nm9mGFxQjB
・毎度お馴染み、大好きな科博の特別展に行ってきました。
・今回は、昆虫MANIAC。昆虫に関する特別展、科博では6年ぶりだそう。意外。もうちょっと高い頻度でやってるものと思ってた。
・全体的な雰囲気から。
・夏休み中の展示ということで、お子さんにわかりやすいキャプションでしたね。イラスト多め、文章少なめ。
・かといって、大人が見た時に退屈かって言われると全くそうではなく。めっちゃ飲み込みやすくマニアックな内容が書かれてるので「へぇ」の連続でした。
・あと、展示されてる標本の数が膨大なので、キャプションが少なくても退屈しないどころか時間が足りないまである。
・モノによっては標本の裏表を両方見れる構成になってるので、見応え抜群でした。虫の裏側を見たい人、その時点でMANIACですが。
・図録を読みながら、内容を振り返っていきます。
【第1章 昆虫とムシ】
・虫全般の説明から。
・2023年のIUCN(国際自然保護連合)の調査データによると……脊椎動物だと
🧑🧑🧒🧒哺乳類6631種
🐤鳥類11197種
🦎爬虫類12060種
🐸両生類8707種
🐟魚類36367種
が見つかってるそうですが。
・昆虫は、なんと100万種。正確には1053578種。すごい。魚類の14倍の種類が見つかってます。
・こういうのが、数字とかグラフじゃなく、イラストでわかりやすく描かれてたのが良かったですね。ちいちゃい猫や鶏が、でっかいカブトムシの上に乗ってる図。かわいいしわかりやすい。大きさが種数に比例してる。
・「昆虫は小さすぎるから見つかりづらく、差もわかりづらいので人の目線だと少なく感じる」っていう補足がロマンを感じますね。まだまだたくさんの昆虫が見つかるかも知れないし、ひょんなところから新種が見つかるかも知れない。
・実際、アンガールズさんが番組収録中に新種のハネカクシを見つけた事例も紹介されてましたね。私も、新種を見つけて自分の名前つけたい。「マゲメガネチョウ🦋」とか。
・ここで、脚の数や目のつき方など、基礎的な部分も解説されてました。昆虫は脚が6本、クモは8本。ムカデはたくさん。
・『この展示では昆虫やクモ、ムカデ、甲殻類のダンゴムシなど、節足動物全般を「ムシ」と定義するよ』と前置きがあるのはやさしいですね。わかりやすい。
【第2章 多様なムシ】
・ムシの細かい生態の話。トンボの羽、幼虫の時からちいちゃく存在(翅芽 しが)してるよとか、その羽の模様はトンボの種ごとに違うよとか。
・でかいバッタ(オオサマコノハヒラタツユムシ)、肉感がすごくてムシ好きな私もビビる。
・「ピンクのバッタは珍しいものじゃなく、普通ですよ」という話も。ピンクのバッタ、見つけても安易に専門家や博物館、テレビ局に送らないようにしよう。対応するのが大変らしい。
・擬態の話も好き。ナナフシは「守る擬態、隠蔽擬態」だけど、カマキリは「攻める擬態、攻撃擬態」なんですよね。捕食するときにバレないよう、潜む。かっこいい。
・あ、素数セミの特集、絶対あるよなって思ってたら案の定ちゃんとワンコーナーあったので助かった。今年(2024年)、13年セミと17年セミがかち合う、公倍数の年でしたからね。コレはあらかじめネットニュースなどで知っていた。
・大量発生のレポが映像と共に紹介されてましたが……セミ(の見た目)が好きな私も、ちょっと引く量でしたね。鈴なりのセミ、すげぇな。
【🐝ハチの扉】
・ハチカテゴリの紹介。「刺すのがハチ、刺さないのがハエ」というイメージを払拭するところからスタート。刺さないハチもいるし、刺すハエもいる。
・ハチは羽が4つ、ハエはそのうち2つの羽が平均棍と呼ばれる器官に退化してますね。かといってハエは飛ぶのが下手なのかと言われればそうではなく、この平均棍を振動させてジャイロスコープのように姿勢制御をしてるらしい。
・後、アリは「ハチ目アリ科」だよという話も。基本、似ている。
・アリの話だと、個人的には「パンダアリ」の出会いが最高だったな。かわいすぎ。パンダみたいに白黒でもふもふしているアリです。アリが苦手じゃなかったら、ぜひ検索してみてください……かわいいので……
・スーパーコロニーの話も驚いた。北海道には全長10km、ヨーロッパには全長6000kmのアリの巣(スーパーコロニー)があるらしい。
・アリは同種でも家族(巣)ごとで違うフェロモンを出すので、巣が混ざらないそうですが。北海道のエゾアカヤマアリは同種でもフェロモンが似ていて、同じ集団が形成されるらしい。この全長10kmの巣では、45000の巣が融合して3億匹の働き蟻と100万匹の女王アリがいるそう。
・ヨーロッパのスーパーコロニーはアルゼンチンアリによるモノなんですが。こっちは南米からヨーロッパに侵入した外来種で、コロニーの祖先が同じなのでそこから広がったと。元々、ヨーロッパ内のアルゼンチンアリには一つの家系しか存在しないってことね。
・同じスーパーコロニーでも、成り立ちが違いますね。面白い。
・ハチが植物に作る、虫こぶ。植物の葉や茎に産卵して、植物そのものを「食べられる家」にしてしまう、捕食寄生性の一種です。
・幼虫の唾液に、植物の成長に作用するホルモンが含まれてて、植物の茎や葉が良い感じに膨らんでドーム状になりますね。すごい。
・この虫こぶでインクを作る話、面白い。展示や図録には書いてなかったですが、没食子(ぼっしょくし)インクと呼ぶらしい。↑で書いたホルモンの関係で、タンニンが増えるらしい。おもしろ。
【🦋チョウの扉】
・チョウとガ、分類には例外がある話。マジで懐が深そうなので調べきれない。フューチャーワークとさせてください。
・標本をずっと見続けたいの、やっぱチョウですね。キレイだ。かわいい。カブトムシとかハチも好きだけどね。
・個人的には、やっぱオオムラサキ推し。日本の国蝶だし、リアルで生きてるのを見たことあって印象に残ってる。
・オオムラサキ、国蝶と定めてるのは法律や条例でなく、日本昆虫学会らしい。知らなかったわ。今調べた。
・オオムラサキ、幼虫がとてもかわいいのも推しポイント。
・ →(・ω・)こんなかんじ。イモムシのムチムチ感とかが大丈夫でしたら、是非調べて見て下さい。顔がかわいいです。体はイモムシです。
・ちなみに、私はムシ全般好きで平気なんですけど、一部のイモムシだけピンポイントで苦手。キャタピー的な、青虫系はちょっと苦手です。なんか、あのムチムチ感が何故か……。
・ただ、標本だとそこまで嫌悪感なかったので、生きてる状態がダメなのかも。
・まだ、クモ、カブトムシ、総括の「ムシと人」のコーナーが残ってますが、今日はここまで。思ったより文章量すごくなっちゃった。
・去年の今日。ナポリタン。最近作ってないな……
・ナポリタン、お味噌を入れるとおいしい(好み)なんですけど。今、秩父で買った麦味噌があるから作ろうかな。普段は白味噌寄りの合わせ味噌で甘めなんですけど、麦味噌だとまた違った味わいになるだろうし。
・「部屋を片付けるコツ、定期的に友達を家に呼ぶ」ってのはガチ。この前もその恩恵を受けられた。
昨日の生活と睡眠と筋トレの話
・8時間睡眠。ちょい惰眠気味。流石の疲れ。
・昨日で12連勤中のダブルワークが終了。マジで疲れたな……ちょい遠い現場ってのはありましたけど。
・新橋駅でコッペパン買えたのは僥倖。おいしかったな。
・サブウェイのコッペパンパンみたいなヤツもたくさんあったけど。下手したらサブウェイより好きかも。パンが柔らかいから。この辺はまたツイート拾って語ります。