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生成AI時代の専門書とは
この本、公式にAI読書アシスタントというサービスが用意されています。
つまり、分からない事があったら聞いてくれという訳ですよね。
ただ、このサービスChatGPT Plusのアカウントが必要です。
実はこの本を読む前から、色んな専門書を無料ChatGPTで同じ読み方をしてまして。非常に便利です。
タイトルで気になったら中身が全く読めなくても買ってしまうのです。
昔はドイツ語とかロシア語の本を買っていつかは読めるようになる時代が来るだろうと待っていたら本当に来ました。カメラ撮影すれば翻訳されます。
期待しないで、絶版がただ怖いから難解な数学書でも全く読めないのに買っていたのですが(多くは本当に絶版になって10倍近い値がついています)、とうとう難解な数学書ですらも読める時代になってしまいましたね。
専門書はどうしても行間(明白ではない説明の飛躍)が生まれます。初心者に合わせていたら本のページ数が無限に増えていきますし、逆に多くの人には苦痛になるでしょう。
そこで専門書というのはかなりの上級者を対象に書かれた本が多くなり、それは初級者が入るのに途轍もなく大きな障害となります。悩ましいです。
そこで生成AIを用いた読書はとても有効です。
初心者は何をプロンプトに入れたら良いのか分からないから専門書を読む訳で、概要さえ書いていてくれれば詳細な過程は読者が生成AIに教えてもらえばいいのです。
普通の書き方でも充分ですが、今までもよりプロンプト寄りの表現をした出版物が当たり前になってくるのかもしれませんね…
(それがいい事なのか悪いことなのかは分かりませんが)
数学書で言えば証明一切無しの専門書なんて昔からゴロゴロしてますし。既に、その書き方は生成AI時代に合っているのかもしれません。