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東方労働者、トート機関
兵士としてソ連からドイツ軍に自主的に参加した人たちもいる訳ですが、
その一方では拉致されて無理矢理に連れて行かれた人たちも多いのです。
映画「Uボート」でブンカーで働く労働者達が映り込みますが、あの人たちはフランス人もしくは東方労働者なのかも知れません。
例えばこの本には、整備員の中にサボタージュが行われて危うくUボートが沈し掛けた例が載っています。その労働者達はどこの人たちだったのか?
サボタージュを行った者の運命。P4
多くの人たちはこの組織に入ってる筈です。
まだ積読ですが。
死傷率とか調べたい所です。
だってドイツ語で「Todt」って、意味は“死“ですから。
オストアルバイテン(東方労働者)の戦後の運命が書いてありました。
P188
“フィンランドやドイツの捕虜だった者、オストアルバイテンだった者を一人でも見たというソヴィエト市民にかって会った事が居ない“
この本にシュペーアが労働者について語ってることが出てきますから、シュペーアの本も確認する必要があるかもしれません。私の記憶では東方労働者に関する記述は覚えていませんが、一応。
一冊目曰く、強制収容所というのはSSが運営する私企業の様なもので、従業員の給与を払う必要が無いという特殊な環境下にあるのです。一方の軍需省は国営企業の様なもので、同じく給与が不要な労働力を欲しがっています。すると、両者の間で労働力の奪い合いが起き、SSの強制収容所側が東方労働者を連れて行ってしまうらしいです。
どちらの方が労働条件がマシなのか、それは明らかでしょう。
真逆の出来事ですが、戦後にこんな事も起きるんですね。
東欧からのドイツ人の追放
知らない間にこんな本を買ってました。
何故か書庫に。
P64に記述あり。