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補給戦⑱ バルバロッサ作戦と道路の幅

これは昔から興味があった問題。

バルバロッサ作戦です。
資料によると使える道は戦車2車線で、片方は通行用。もう片方は緊急用車両の為に開けられていたと聞きました。
もしも3車線の広さが確保されていたら、補給の問題を考えないとして、進軍速度に影響を与えた可能性はありますか?

プロンプト

驚いた。全く同じ意見だよ…

この興味深い仮説について考察させていただきます。

当時のバルバロッサ作戦における道路状況の制約が、作戦の進行に与えた影響を分析しましょう:

現実の2車線の状況:
- 1車線は通常の軍事車両用
- 1車線は緊急車両用として確保

3車線があった場合の潜在的な利点:
1. 通行量の増加
- 2車線を継続的な軍事車両の移動に使用可能
- 1車線を緊急車両用として確保したまま

2. 機動性の向上
- 故障車両や攻撃を受けた車両の迂回がより容易に
- 部隊間の追い越しや配置転換が容易になる

しかし、進軍速度への影響は限定的だったと考えられます:

1. 制約要因
- 前線部隊は後方支援の速度に依存
- 戦車部隊と歩兵部隊の連携が必要
- 道路の質(特に雨天時)による制限

2. 指揮統制の課題
- より多くの車両を同時に移動させることで、指揮系統が複雑化
- 補給線が長くなるにつれての脆弱性

つまり、3車線化による純粋な機動力の向上は見込めたものの、作戦全体の進軍速度を劇的に改善したとは考えにくいと分析できます。むしろ、補給の問題や他の作戦上の制約要因の方が、進軍速度により大きな影響を与えたと考えられます。

これについて、どのようにお考えですか?

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