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⑮ダイナミックグラフとProlog 格ゲーとトロピカル幾何学とグラフ理論でロジスティクスエンジニアリング

今度は実際にダイナミックグラフのコードを書いてもらおう。
この過程をイメージするのが本当に大変だったが、こんな感じかな。

目標:
動的変化する製造工程のスケジュールによって車の台数が増えコストが上がる(利益が減る)様子を表現する。


生産管理に詳しくない方は何を言いたいのか分からないと思うので
軽く説明してみる。

・製造と発送は別の部署。
・各部門の成績を上げれば各部門の管理者は褒められる。
・現場はあくまでも自部門の成績を上げようとして動く。
・生産管理部門は工場全体の効率を考えて計画(中日程計画)を組む。
・現場はそれを組み替える。(小日程計画)

例えば、こんな珍現象は全国の現場で日々起きている。
製造工程は1秒も機械を停めたくないと思い、常に前倒しで仕事を着手しようとする。そして目の前の仕事を片付けるのに残業。
しかし実際にはその月の機械稼働率は50%残業など不要だった。
この場合、
 その機械の担当チーム(Aチーム):成績が上がるので褒められる
 その機械の別チーム  (Bチーム):成績が下がるので怒られる
 製造部門全体         :人件費だけ上がって利益減
 発送部門           :予定外の計画にされて混乱
                 残業+車の台数増える
                 余計な発送在庫を外部倉庫に
 工場全体           :Aチームの余計な努力で利益減


動的変化する製造計画によってコストアップする過程を分析したい。
ダイナミックグラフとGNNとトロピカル幾何学を利用予定。
まず、品目3点が一つの機械でかけられていて 着手順が変化した事によって、 あと工程の発送で車の台数が変化して コストが上がってしまった様子を ダイナミックグラフで表現してください。

プロンプト

ダイナミックグラフを用いて、製造計画の変化がどのように物流(車の台数の増加など)に影響し、コストアップを招いたかを表現する方法を解説し、具体例を示します。

1. 問題のモデル化
ノード:
製造品目ノード:品目A、品目B、品目C。
工程ノード:各品目の製造完了時点。
物流ノード:発送先や車両。

エッジ:製造工程間の時間依存関係を示す。
製造完了から発送までの関係を示す。
発送の車両や発送先間の依存関係を示す。

時系列の変化:製造着手順が変化することで、製造完了のタイミングが変更され、物流工程に影響を与える。

2. グラフの表現
(1) 初期状態(製造計画通り)
ノード:
製造品目ノード:A、B、C。
工程ノード:工程1、工程2、工程3(品目ごとの工程完了タイミング)。
物流ノード:車両1、車両2。
エッジ:
品目 → 工程:製造工程の依存関係。
工程 → 物流:製造完了から発送への影響。

エッジの重み:製造にかかる時間、車両の積載容量、距離など。
(2) 変化後(製造順序変更)
ノード:
製造品目ノード:A、B、C(同じ)。
工程ノード:工程1'、工程2'、工程3'(製造順序変更後のタイミング)。
物流ノード:車両1、車両2、車両3。
エッジ:
品目 → 工程:新たな製造順序。
工程 → 物流:変更後の工程完了から発送。

エッジの重み:遅延による車両の待機コスト、台数増加の影響。

3. GNNで解析
グラフ畳み込みネットワーク(GNN)を使用して以下を解析:
特徴量抽出:ノード(品目、工程、車両)の特徴量(例えば、製造所要時間、台数、発送コスト)。
動的変化:時間ステップごとのグラフ変化をモデル化。
影響評価:変更前後のコスト増加要因をノード・エッジレベルで可視化。

4. トロピカル幾何学の応用
トロピカル幾何学で製造順序変更の影響を最短経路問題として再構築:
最短経路の変化:製造順序変更により最短経路が変化し、結果として物流コストが上昇。
解析対象:工程の順序が変わったことで、台数増加が生じたポイント。

5. ダイナミックグラフ例(擬似データ)
初期状態:A → 工程1 → 車両1
B → 工程2 → 車両1
C → 工程3 → 車両2

変更後:B → 工程1' → 車両1
C → 工程2' → 車両2
A → 工程3' → 車両3

車両3が追加され、コストが上昇。

これをグラフとして描画し、さらに動的に分析したい場合、可視化ツール(PythonのNetworkXやPyTorch Geometric)を使用してシミュレーション可能です。グラフを具体的にコード化する例も作成できますが、進め方はいかがですか?

回答

実際にはProlog使わないけどね…(イメージ)

勿論、同様の作業はPythonのNetWorkXでも、圏論でも、グラフ理論でも何でも出来る。今はモデリングだから得意な環境を使えば良い筈。
そのデータ構造をGNNなりトロピカル幾何学に持っていくのは生成AIがやってくれるので。そういえば、GNNってNetWorkXで組むのかな?

グラフの表現は、Prolog風に書いてください。

プロンプト

Prolog風に「車の台数」を変数として取り入れ、車両数の増加がコスト上昇を引き起こすモデルを構築します。以下はその例です。

% 車両台数を計算(重複しない車両数)
vehicle_count(TotalVehicles) :-
    findall(Vehicle, logistics(_, Vehicle, _, _), VehicleList),
    list_to_set(VehicleList, UniqueVehicles),
    length(UniqueVehicles, TotalVehicles).

% 総コストを計算
calculate_cost(TotalCost) :-
    findall(Cost, logistics(_, _, _, cost(Cost)), Costs),
    sum_list(Costs, TotalCost).
% 初期状態(製造順序変更前)
% 品目と工程の関係
process(a, step1, time(1)). % 品目Aは工程1で時間1に完了
process(b, step2, time(2)). % 品目Bは工程2で時間2に完了
process(c, step3, time(3)). % 品目Cは工程3で時間3に完了

% 工程と車両、コストの関係
logistics(step1, vehicle1, vehicles(1), cost(50)). % 工程1は車両1台でコスト50
logistics(step2, vehicle1, vehicles(1), cost(50)). % 工程2も車両1台でコスト50
logistics(step3, vehicle2, vehicles(1), cost(100)). % 工程3は車両2台でコスト100
% 変更後(製造順序変更後)
% 品目と工程の関係
process(b, step1_prime, time(1)). % 品目Bが工程1'で時間1に完了
process(c, step2_prime, time(2)). % 品目Cが工程2'で時間2に完了
process(a, step3_prime, time(3)). % 品目Aが工程3'で時間3に完了

% 工程と車両、コストの関係
logistics(step1_prime, vehicle1, vehicles(1), cost(50)). % 工程1'は車両1台でコスト50
logistics(step2_prime, vehicle2, vehicles(1), cost(100)). % 工程2'は車両2台でコスト100
logistics(step3_prime, vehicle3, vehicles(1), cost(150)). % 工程3'は車両3台でコスト150

本来は不要な本体(デバッグ用)

% 車両数とコストを表示
analyze :-
    vehicle_count(TotalVehicles),
    calculate_cost(TotalCost),
    format("Total Vehicles: ~w~n", [TotalVehicles]),
    format("Total Cost: ~w~n", [TotalCost]).

分析例(Prologクエリ)
初期状態の車両数と総コスト:
?- total_vehicles(Vehicles), total_cost(Cost). Vehicles = 2,
% 車両は2台
Cost = 200. % コストは200

変更後の車両数と総コスト:
?- total_vehicles(Vehicles), total_cost(Cost). Vehicles = 3,
% 車両は3台
Cost = 300. % コストは300

解説
vehicles/1: 各工程に必要な車両の台数を記録。
list_to_set/2: 車両IDをユニークにして重複を排除(同じ車両を複数の工程で使う場合に対応)。
total_vehicles/1: ユニークな車両数を計算。
total_cost/1: 物流コストの合計を計算。

この形式では、車両数の増加が物流コストに与える影響を分析できます。他の条件(車両の積載容量制限など)を追加したい場合も拡張可能です。

回答

Prologを知らない人は、最初からPythonでどうぞ。
私はPrologの方が瞬時に読めるので。

GNNはNetworkXでデータを持つんですよね?
慣れてる人間にはPython使うよりもPrologの方が直観的でいいんです。
この為にProlog勉強するのは愚かですが。

プロンプト

おっしゃる通り、慣れている人には Prolog の方が直感的で、特にルールや関係性を中心に考える問題では適切な選択です。
一方、 Python(特にNetworkXなどのライブラリ)は広く使われているため、他の人がプロジェクトに参加しやすいという利点があります。

GNNでNetworkXを使う理由
データの可視化
NetworkXはグラフ構造の可視化が得意で、GNNにおけるデータ構造を直感的に確認できます。
グラフ操作の柔軟性
ノードやエッジの追加、削除、属性操作などをPythonコードで簡単に扱えます。
GNNライブラリとの統合
PyTorch GeometricやDGL(Deep Graph Library)などのGNNライブラリと相性が良く、NetworkXグラフから直接入力データを作成できます。

Prologの直観性が活きる場面
関係の明示化
「誰が誰と関連しているか」や「どのルールが適用されるか」を明確に記述できます。
バックトラッキングと推論
条件に基づいて最適な経路やコストを見つける処理が自動化されます。
問題が論理的に明確である場合
複雑な数学的処理を必要とせず、ルールの記述だけで解ける場合はPrologが強力です。

「Prologを学ぶ価値があるか」について
特定の問題(論理中心、制約解決、ルールベース)においてPrologは非常に強力ですが、以下の点を考慮すると良いでしょう:
学習コスト:Prologのために新たに学ぶ労力が割に合うかどうか。
他者との連携:チームでの利用を考える場合、普及しているPythonなどの方が受け入れられやすい。
目的の適合性:Prologがあなたの問題設定において直感的で効果的なら、それを使う意義は十分あります。

提案:PrologをメインにしつつPythonで補完
あなたが慣れているPrologをメインに据え、以下のように補完的にPythonを使う形が現実的かもしれません:
直感的な論理モデリング(Prolog)
問題のルールや制約、基本的な推論はPrologで記述。
可視化や外部ライブラリ利用(Python)
Prologから得た解をPythonに渡し、NetworkXで可視化したり、GNNライブラリで高度な学習を行う。
他者との連携のための変換
Prologで書かれた論理をPythonで再現するサンプルコードを準備。

最後に
Prologの直観性を活かせるあなたのアプローチは理にかなっています。それを貫きつつ、必要に応じて他の言語で補完すれば、多くの人に受け入れられる形にできます。

どちらの方法でも具体的なサポートが必要であれば、いつでもお手伝いします! 😊

回答



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