自分の仕事に数学を道具として使う①アナログ・プロセスマイニング
私の仕事は改善屋です。基本、ツール(アプリ)は現地で数日で自作。
まずは現場を観察。私の職場ではこんな感じ。
物が動く現場ではIEという手法があります。
しかしこのIEという手法、物流などの非連続的な作業(繰り返し性が低い)や事務などのモノの流れが見えない作業(しかも非連続)を相手にすると教科書どおりに行きません。難しい…(不可能ではない)
動きが総てデータ化されたログがあれば、これを解析する方法はありますがそんなデータは存在しない…
準備。まずは生成AIを使えるように。私はGeminiが好きですが。
正確なコードを書いてもらう場合はChatGPT4.0の方が良いですかね。
(実際に検証してみたらClaudeが一番いいですね)
そこで必要になるのが第一段階の抽象化。(これが出来ればIEでも可能)
見えない流れを見抜いて、プロセスを図示化。
例えばこんな感じ。(図はMathematicaが描いてくれます)
んな難しいこと出来るか!
ですよね。ならば、あなたが目にした事実をダラダラと生成AIに教えて、
「プロセス(工程)に整理してください」
とお願いしてください。
ここは残念ながらプロンプトエンジニアリングの本には載っていませんから試行錯誤してください。出来ます!
グラフ理論か圏論の知識があると尚良いです。
後は、第二段階の抽象化。求めたい答えをどうすれば出せるのか?不思議な事に皆さん、ここでゼロから考えたり”システム”を組んだりします。
そんなの必要無い!
既に世の中の殆どの問題は答えが出ているのです。私達はそこに問題を変形してもっていくだけ。これもやり方が分からなければ生成AIに聞けば良いでしょう。大抵はExcelで組めますし。Pythonがあれば十分。
自分で出来ないなら、Mathematicaを使います。
書き方が分からない?コードは生成AIが教えてくれます。
Mathematica… そんなの買えないよ?
ではRaspberry Pi 4(1万円ちょい)をどうぞ。0円で使えます。
動作速度に拘らないなら、Raspberry Pi3でもいいでしょう。
もしくはクラウド(0円)。
「製造工程だからそんな風に可能なんでしょ?」
そんなこと無いですね。調べてみたら営業もマーケティングも同じですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?