この本に載っていた、あまり有名ではない話をします。
太い赤実線がソ連軍の兵力です。あまり変化していません。
それに対して墨線のドイツ軍兵力は疲弊していく一方。
ドイツ第六軍が「魔女のるつぼ」と呼んで恐れたのも頷ける。
河を背にする兵法は通常は失敗とされています。
それを敢えてやる大胆さ。
生臭い市街戦やスナイパー同士の戦いが有名ですが、それも綿密な補給計画があっての事なのです。どうしてもソ連軍は荒っぽいイメージが付き纏いますがそれは見縊ってますね。
スターリングラードといえばソ連懲罰大隊の活躍があるのですが、それはまた今度。