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④生成AIによるアナログ・プロセスマイニング(圏論の資源理論)

昨日、この本を買いました。

姉妹本もあります。これは実践あるのみ!という具体例。

第2章に出てくる「資源理論」が破壊力が凄い。図を使って引用したいのですが、残念ながら全くググっても引っかかりません… 説明し切れるかな?

やりたいこと

現場の作業(事務・製造・物流なんでも)を効率化したいのです。でも、改善活動は工程のボトルネックに対して行わないと何の効果も無いのです。これは詳しくはTOC(制約理論)の本を読んでください。

頭が硬い人にはかえって難しいか?

①現場を観察して図にまとめたい。
②機械的に、①からクリティカルパスを計算したい。
③機械的に、②からボトルネック工程を見つけたい。
④機械的に、③から理想プロセスを算出したい。
(改善活動自体が、私の属人的なスキルでは困るわけです!)

上の記事で、Mathematicaを使って機械的に計算する所までは考えたんですがまだ問題があります。例文を下に挙げますが、ここまでの情報を現場観察から引き出すこと自体が至難の業なんですね。もっと視覚的なイメージが無いと進めない。。。図を描く巧い方法が無いと頓挫必死です。
「①現場を観察して図にまとめたい」の理想的な方法が必要なんですね。

仕事Aは10分、仕事Bは仕事Aの後でないと着手不能で20分、仕事Cも仕事Aの後でないと着手不能で30分、仕事Bと仕事Cが両方とも完了した後に仕事Dは着手可能で15分。 全部で何分かかりますか? この問題をグラフネットワークを使って図示してください。

現場観察の例

しかし、これをやるにはどうしたら良いのだろうか…
最後は「グラフ理論のグラフネットワーク」に持っていかねばならない。でもグラフ構造で物事をモデリングするなんて超難しいですね。何か無いだろうか…

そう悩みながら夏休みに勉強したのが圏論です。

お、これは面白そう…

現場でこれを読みながら、考えました。「圏論でプロセスマイニングの図を描けないもんかな...?」

おお、いけそうじゃないか。でも、具体的な方法が知りたいな…
「本屋行こう!」

偶然見つけた!

そして「第2章 資源理論」を見つけた訳です。これ以上は、また今度。
「結線図式」でググっても出てこないし。


「結線図式」を実際に現場で試してみました。こりゃいい。とても自然に記述できるんですよ。他の人にも見せたけど、問題なさそう。これをグラフネットワークにするのも簡単だし。本当に悔しいな、どうしてノードを動作にしてエッジを材料にするというアイデアを思いつかなかったのか。


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