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思い出の愛聴名盤その1
Paul & Linda 「Ram」
自分はビートルズ後期よりも前期の頃のポールが好きだが、何故かソロはそのビートルズ後期に近いファーストとセカンドのこのアルバムが好き
このアルバムを聴くと、大昔のヨーロッパの草原でケルト系のカップルがはしゃぐ姿が浮かび上がってくる。とても陽気で穏やかな気分になる。最愛の人と田舎へと隠居したくなる。
リンダのバックコーラスがエスニックな感じでとてもサイケだ。
ポールの作曲スキルも圧巻で曲の構成が職人技すぎる。特に「Uncle Albert/Admiral Halsey」「Long Haired Lady」「The Back Seat of My Car」が好き。全曲好きだけど
2人の愛の結晶を形にした作品なんだと思う。
大学入学したての頃、このアルバムを聴いて空きコマの時間や昼休憩の時の孤独感を紛らわしてたなー
家族以外の人からちゃんと愛されたことがなかった18才は、愛という未知な物を偶像化し、その素晴らしさを讃美していました。