息子たちの虫取りの持ち物は 虫取り網と虫かごと図鑑
子育て回想備忘録14
日中はすっかり暖かくなってきました。
お庭のお手入れをしているとモンキチョウが飛んできたり、てんとう虫を見つけたりと、虫もたくさん出てきました。
今日は息子たちの虫取りの話を書こうと思います。
息子たちは幼児だった頃、ご近所のお友だちとよく遊んでいました。
ピンポーン。
はーい。
〇〇くん虫取り行こう。
と誘いに来てくれました。
我が家の息子たちは、大急ぎで虫取りの準備に取りかかります。
玄関に置いてある虫取り網、虫かご、そして、本棚にある昆虫図鑑、これが彼らの虫取りセットです。
そして、彼らは、近くの大きな公園へと走って行きます。
彼らの後ろ姿はキラキラしていました。
しばらくすると、いろんな虫を取って帰ってきます。
彼らは、お庭で虫と図鑑を交互に見ながら、
あーでもないこーでもない
と、図鑑で虫のなまえや種類、何を食べるのか、特徴などを調べていきます。
この時の彼らは真剣そのもの、まるで調査隊のようです。
全部調べ終わると、もう一度、公園に行って虫を逃します。
お家で飼わないの?
と聞くと
虫のなまえわかったからいいの。
虫かごは狭いからかわいそう…すぐ死んじゃうし…
とのこと。
確かに、そのとおりです。
彼らは、やはり昆虫調査隊かな?
このように、知りたいという思いから、調べようという行動になったのは本当に良かったと思います。
息子たちははじめから図鑑を虫取りに持って行っていたわけではありません。
こちらから、虫取りに図鑑を持っていくように言ったわけでもありません。
気がつけば、図鑑を持って行っていました。
「わからないことは図鑑で調べてみよう!」
と常日頃言っていたので、
子どもたちにとっては、自然なことだったのだと思います。
小さい頃の体験が良かったのでしょうか?
この後、息子たちは、小学生、中学生、高校生、大学生になっても調べ学習は苦にならず、図鑑から、資料から、インターネット検索から、論文からと、サクサクとこなしています。
我が家には読み物の本はあまりありません。図書館を利用するからです。
しかし、図鑑は何種類か揃えました。わからないことをいつでも調べることができるようにです。
これはおすすめです。
写真は息子たちが実際に使っていた図鑑です。
ボロボロになりました。