小学校5年生の次男の作文がクラスで人気
子育て回想備忘録13
次男が小学校5年生の時、毎週金曜日に作文の宿題が出ました。
週末の出来事や思っていることなどを原稿用紙に書くというものです。
原稿用紙の下の方には、
文章の技法を使って書いてみよう、
使った技法にチェックを入れよう、
比喩、倒置法、擬人法、擬態法、体言止め、列挙法…
と書かれていました。
次男は、できるだけ技法を意識しながら毎週楽しんで作文を書いていました。
例えば、
今日は、家族と遊園地に行きました。
といったように書き出す子どもたちが多かったようですが、
次男の場合、
ゴトガタ、ゴトガタ、ゴトガタ、キャ〜、フゥ〜。
ぼくの目の前に、空に向かって円を描くように建つジェットコースターが現れました。
といった感じに書きはじめていたのです。
月曜日に作文を提出すると、良かったものを先生がみんなの前で読んでくださいました。
誰が書いた作文かは言わないで読まれたそうです。
しかし、クラスのみんなの作文は毎週ファイルに綴じられ、誰もが読めるようになっていました。
次男の作文は毎週読まれるようになって、先生が読みはじめると
「あ、〇〇(次男のなまえ)の作文だ!」
とクラスのみんなが口々に言うようになりました。
そして、みんなが楽しみにしてくれるようになりました。
小学校の宿題で特に作文は嫌がる子どもが多いようですが、楽しく取り組めて良かったと思っています。
毎週、宿題として取り組むことで次男もクラスのみんなもどんどん作文が上手になっていったように思いました。
学校の宿題をしっかり取り組むことは大切だと息子たちを大学生まで育てて実感しています。
大学生になった次男談
どう書けば読みたくなる文章になるか考えていた、毎週自分の作文が読まれて恥ずかしかった
でも楽しかったとのこと。
私も文章が上手く書けるよう頑張ります。