おっぱいが詰まった1/2 私のおっぱいは硬い岩
子育て回想備忘録29
長男を産んで2ヶ月が過ぎた頃、夜中に右のおっぱいが痛くて目が冷めました。おっぱいは硬くなっていて微熱も出ていてフラフラ。母乳のでも悪い。
次の朝、長男を産んだ産婦人科に受診すると、
「あ、おっぱい詰まってるね。
助産師さんにマッサージしてもらってください。
マッサージのあと痛みが取れない時用に解熱鎮痛剤出しますね。飲んでください。」
と言われ、
おっぱいマッサージ!
それはものすごく痛く陣痛とはまた違った痛み!
これで楽になるのならば…と痛みに耐えていると、母乳も出てきやすくなりおっぱいも少し柔らかくなりました。
あ、これでよくなるかな。
とホッとして家に帰りました。
しかし、帰宅後、痛みはとれず、解熱鎮痛剤を飲むと熱は下がりましたが、柔らかくなっていたはずのおっぱいは岩のように硬くなり、母乳がでなくなりました。
私のおっぱいは、丸い形ではなく角ばったゴツゴツした岩。
見たことのない姿。
今朝、
「自分でもマッサージしてくださいね。」
と助産師さんには教えてもらったおっぱいマッサージ?
そんなことができるような状態ではない。
おっぱいにパジャマが触れても痛たい。
つらくてつらくて、
しかし、はじめてのことでいつか治るだろうと、我慢していました。
しかし、その日の夜中には、もがくほどの痛みになりました。また、熱も出てきました。
おっぱいが飲みたい長男は泣きます。
痛みに耐えながら夜中の授乳。
私は痛みでフラフラ。
長男は左のおっぱいだけでは足りず不機嫌。
そんななか、ご近所の先輩ママが、
「母乳が出やすくなるようにマッサージしてくれる助産師さんがいるよ。」
と言っていたことを、ふと、思い出しました。
しかし、人気で予約がいっぱい!と言ってたな。でも、紹介してもらおう。
さすがに、先輩ママも赤ちゃんがいるし、こんな夜中に電話かけられないし、かけても仕方ないし…
朝までもがきながら耐えて、先輩ママに電話しました。
そして、助産師さんの連絡先を聞き、助産師さんに、連絡をしました。
助産師さんに事情を話すと、
大丈夫よ。9時に来てね。つらいけどしばらく頑張ってね。
必ず、赤ちゃんもご一緒に来てね。
と。
電話の向こうの助産師さんはとても優しく、なんとなく痛みがひいたような気がしました。
そして、目頭が熱くなりました。
続きは次回。