小学校入学 お友だちできた?
子育て回想備忘録15
小学校に入学した次男にお友だちができたか、当時、私は心配でした。
長男は、活発で誰とでもお話しすることができて友だちを作るのが上手だったのであまり心配しませんでした。
次男は、静かなタイプであまり自分から話しかけてお友だちを作るタイプではなかったので心配していました。
次男が、小学校から帰って来ると、
「小学校楽しかった?お友だちできた?」
と毎日聞いていました。
「うん、楽しかったよ。今日は、自己紹介で上手にお話しできたよ。自己紹介カードに自分のお顔を描いて、好きな物とか書いたよ。」
「そう。上手にお話しできて良かったね。ところでお友だちできた?」
「うん。まだできてないよ。」
「お友だちできるといいね。」
とこんな感じでした。
私としては、お友だちがはやくできないかと心配で心配で仕方なかったのですが、当の本人はお友だちが出来るかよりも、毎日の小学校の生活を楽しんでいました。
そして、しばらくするとお友だちができました。
どうやら、自己紹介で
「好きな物はレゴブロックです。」
と言ったことで、レゴブロック好きの子とお友だちになったのです。
放課後は、どちらかの家で2人はレゴブロックでよく遊びました。
自己紹介はとても有益だなと感じました。
そして、親が心配しなくても子どもは気の合うお友だちをしっかり見つけるんだなと思いました。
そう思っていたのにもかかわらず、高校生になった次男に、
「お友だちできた?」
と毎日聞いていました。すると3日目に
「心配しなくてもいいよ。」
と笑われました。
あ、次男はもう高校生だった!何聞いてるの、私は…
そして、大学生になった次男に、また、
「お友だちできた?」
と聞いてしまいました。
次男にまた笑われました。
反省…
小学校1年生でお友だちになった子とは今も仲が良く、ライブを見にいったり、カラオケに出かけたりしています。
もちろん、高校生の時のお友だちも大学生になった今も仲良くしています。
いくつになっても子どもは子どもなのでつい心配してしまいますが、息子たちそれぞれに合うお友だちができていて今は安心しています。