赤ちゃんの後追い
子育て回想備忘録19
赤ちゃんは、はいはいやつかまり立ちをする頃から、お母さんの後追いをするようになります。すべての赤ちゃんがする訳ではないようです。
我が家の息子たちも後追いがありました。
お洗濯を干すときも、お風呂を掃除するときも、トイレに行くときもいつもついてきました。
でも、それがつらいとは思いませんでした。
ついてくることが可愛かったからです。
ついてくることはわかっているので、
例えば、お風呂掃除の場合、おもちゃを持っていって脱衣室で遊ばせていました。
お風呂のドアは開けたまま掃除をして、ずっと息子に話しかけていました。
「お掃除するから、お風呂に入ってきちゃだめだよ。」
と言えばわかってくれたし、ずっと話かけているのでそこでおとなしく遊んでくれました。
お洗濯を干す時もベランダには入ってきてはいけない、トイレもドアを開けて姿が見えるようにして、トイレの中は入ってきてはいけないと、言えば大丈夫でした。
掃除機は排気を息子たちが吸ってしまうのでおんぶ紐でおんぶしてかけていました。
私が気をつけていたことは声をかけながら家事をするということです。
そして、家事が終われば、
「お待たせ。お利口さんだったね。」
と抱きしめていっぱい一緒に遊びました。
一方、
ご近所のお友だちは、後追いをしてきておとなしくそばで遊んでくれないため、家事をするときはおんぶ紐でおんぶしていました。
しかし、お母さん本人からつらいと聞いたことがなかったです。
彼女も我が子をかわいいと思っていたからかな?そして、体育会系だったからおんぶ紐平気だったのかな?
どちらにしても、彼女のお子さん、私の息子、そのほかにも年齢の近い子どもがたまたま近くに住んでいて、よくお互いの家で遊んでは、育児の話などができたことは精神的に余裕を持って育児ができた要因のひとつだと思います。
後追いをしてきて家事ができなくてたいへんだと感じる方もいると思います。
子どものタイプも色々です。
後追いをする時期はそんなに長くないので、その期間は、家事を少しかんたんに済ませてみるのはどうでしょうか。
そして、我が子との時間を楽しんではどうでしょうか。
でも、息抜きは必要です。
後追いをしてきていたことが懐かしく愛おしく思える日が必ずきます。
写真は
我が家のトイレ前廊下、次男が描いたペンの跡です。
後追いしてきて私のトイレ待ち中にお絵描きしていて描いてしまいました。
記念に消さずにおいています。