煙を中心(円)に縁を広げる。|水橋サスケ
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東海3県(主に名古屋)で間貸しをしている方に取材。第2回目は虎視眈々(n.en)オーナー・水橋サスケさん。シーシャに興味をもったきっかけや魅力、今後やってみたいことなどを伺いました。※「虎視眈々」としてリニューアルオープン(2024年5月3日〜)
ー シーシャデビューはネンで決まり
「最初は空気があったかい。それを氷で冷やしてあげることによって煙が美味しくなる。他のお店だとオプションになるみたいだけど、うちではデフォルトで氷を入れていて。オプションだとアイスホースがあります」
アイスホースということは、冷たい……ホース?
「そう!その通り。冷やすどころか、ガチガチに凍らせています」
器具を変えることで味わいが変わるって、コーヒーと同じだ。フレーバーを変えずに器具だけ変えてみる、というのも面白そう!
フレーバー(お菓子系、フルーツ系、お香系etc.)について、1つひとつ丁寧に説明してくださるので、シーシャ未経験者の方もご安心を。カフェ、バー利用のみもOK 。
ー シーシャに興味をもったきっかけ
「はじめてシーシャ屋に連れて行ってもらったときに『へ〜!こういうモノがあるんだ、面白い』と思ったのがきっかけ。落ち着いた空間、かつシーシャをきちんと嗜好品として扱うお店が名古屋には少ないな、と思ってお店をつくりました」
サスケさん曰く、東京だと打ち合わせでシーシャ屋を利用することがあるそう。取材を機にいろいろなことを知っていくことができそうだ。そう思うとワクワクが止まらない!
ー 好きなものとの“関わり方”
「好きっていう気持ちも大事だけど。好きなものに対する関わり方は無限とある。コーヒーが好きな人の場合、朝コーヒーを飲んで仕事を頑張る、焙煎をして販売をする、コーヒーメーカーで働くなど関わり方はさまざま。
何事も関わり方が大事。シーシャとの関わり方を考えた結果、いまのあり方に至った。俺はシーシャが好きだけど、ずっとスタッフをやるつもりはなくて。オーナーとして関わる方がお店のためだと思っている」
ー サスケさんが考える、シーシャの魅力
ー 間貸しをはじめた理由
「情報感度の高い若者がクリエイティブに発想し、自由に実験できる。そんな場所にしたい。表現者様のお披露目場となるよう共創できれば、と思って間貸しをはじめました」
ー これからやってみたいこと
「高校時代、アーティストの方々と仲良くさせていただくことが増えました。聞くところによると、まだ収入の少ない学生が“場所代”という名目でライブをする度に払っていた金額は10万円以上。いくらなんでも高すぎ!
ライブをすることが全てではなくなる時代。「この仕組みには限界があるな」と思って音楽イベントを自ら主催すると、場所を貸す側もアーティストも私もみんな黒字に。イベントを複数回開催して固定のお客様も獲得。爆発的にアーティストの物販が売れていった。この経験から『アーティストのためにできることはこれだ!』と確信しました」
「n.enの3〜5周年のタイミングで、野外で音楽フェスをやりたい。1,000人規模をイメージ。そのために定期的にイベントをやっていきます。8月27日(土)に開催予定。当日音響と照明をします。ぜひ遊びにきてください」
間借り情報
文、写真:Re!na