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不要不急の本屋と本

 トランスビューという出版社から新刊案内と一緒に送られてくる小冊子、#石橋毅史 の随筆「不要不急の本屋と本」をしみじみ読んだ。面白かった。

 今朝のワイドショー的ニュースで、電子コミックの購読数が増えているというグラフが出ていた。併せて雑誌、単行本の購入数も示されていたが、注目すべきは雑誌の購入は減っているにも関わらず、単行本の購入数は大きくは変わっていなかったことだ。
単行本に行き着くまでの入り口が、雑誌からネットに変わってきてはいるが、結局、単行本を買うということだと思う。
コミックに限った話題だったので、小説などの本については示されなかったが、どうだろうか。

さて、駅前のブックなにがしは休業している。ピンポイントでネット注文すれば、翌日には手元に届く世の中である。
本屋が本屋として営業すること…。
ううむ。うちを閉めてもひとの流れは変わらなさそうだし(変わるほどの店になってみたいが…)、入り口を開け放っていつもどおりのまがり書房である。
本が好きな人は本屋も好きだと思う。
なにが不要不急かはその人によって違う。
とりあえず開ける。深い意味も理由もなくいつも通りにしているだけだ。

 去年の非常事態宣言中は、お互いに支え合う感も強く、いろいろな物を買わなくては買うことで応援しなくてはいう気持ちも高まったが、もう今やぼんやりで、買わなくてはという雰囲気はなくなったようにも感じる。
まだまだいろいろ考えて、いろいろなノウハウを身につけていろいろやらなあかんのだろうか…などと脳内を少しアウトプットしてみる。

すでに「 #本屋な日々  は本になっているようなのでネット注文した。

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