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【2024七月】Uncommon Low Skirmish #204 違和感【四回戦】
七月七日は日曜だったが出勤を命じられていた。土曜バトルで酔いどれては、翌日の業務を遂行できる自信がなかったため、日曜の業務後に落ち合った。七月のULS一回戦は錦糸町ちばチャンで執り行われた。馬鹿サイズカツサンドを頬張り、馬鹿サイズホッピーで流し込む。モダンホライゾン3環境初のバトルが始まった。
【七月一回戦第一試合】7/7
前月敗北のJun、先攻。なんと、クアドラプル(四度)マリガンでも手札が揃わない。沼を出してエンド。残る手札は二枚、《暗黒の儀式》、《オークの弓使い》。
ターン貰ってSho、フェッチランドから黒緑諜報ランド。ライブラリートップの《傲慢な血王、ソリン》を墓地へ。五月の吸血鬼デッキの黒緑版である。
二ターン目Jun、ドロー《羅利骨灰》。これでは勝ち目は無いだろう、投了。
【七月一回戦第二試合】
先攻Jun、フェッチランドから沼を出し、《死儀礼のシャーマン》召喚。
後攻Sho、黒緑諜報ランドを場に出し、ライブラリートップの黒緑土地を墓地へ。
ターン貰ってJun、土地を出し、《死儀礼のシャーマン》のマナ能力から最強カードの誉れ高い《ネクロポーテンス》を戦場にエンチャント。支払いライフは手堅く3、四枚だった手札を七枚に戻してエンド。
二ターン目Sho、土地を出して《チーム結成》を唱える。デッキカラーを黒緑にしたことで、このサーチ力が増強されている。
三ターン目Jun、土地を出して《思考囲い》をShoに突き刺す。手札は《聖エレンダ》、《死儀礼のシャーマン》、《再活性》、《骨の破片》、他は土地と良い手札が揃っている。《再活性》を墓地へ落とさせる。二体目の《死儀礼のシャーマン》を召喚、ライフ3点を支払い再度手札を七枚にしてエンド。この時点の手札は《死儀礼のシャーマン》、《ネクロポーテンス》、《思考囲い》、《不憫な悲哀の行進》が二枚と沼、そして《黙示録、シェオルドレッド》である。
ターン貰ってSho、赤黒諜報ランドでライブラリートップを確認し、保持。こちらも《死儀礼のシャーマン》を召喚してエンド。
この後は、Junが危なげなく手札破壊とクリーチャー除去によるコントロールを継続。遂にShoの手札は尽き盤面に土地だけであるのに対し、Jun側には三体の《死儀礼のシャーマン》と《黙示録、シェオルドレッド》という状況でビートダウンし勝利した。
【七月一回戦第三試合】
馬鹿サイズホッピーに飲まれないようにしつつ、この日最後のバトル。
マリガン一回のJun、戦場に《虚空の力線》を出して開始。
先攻Sho、フェッチランドから黒緑諜報ランド、ライブラリートップは保持してエンド。
後攻Jun、沼を出して《死儀礼のシャーマン》召喚。
二ターン目Sho、黒赤二色ランドを出して《チーム結成》でサーチ、エンド。
ターン貰ってJun、沼を出し当然の如く《思考囲い》。Shoの手札は《暗黒の儀式》、《再活性》、《死儀礼のシャーマン》、《聖エレンダ》、そして《傲慢な血王、ソリン》が二枚。苦しいが《聖エレンダ》を選択、墓地ではなく追放領域へ送還。二体目の《死儀礼のシャーマン》を召喚し、一体は攻撃してエンド。
三ターン目Sho、《信仰無き物あさり》を唱えて二枚ドロー、捨てたのは二枚あるうちの《傲慢な血王、ソリン》とほぼ使い途の無くなった《再活性》。《死儀礼のシャーマン》を召喚してエンド。
ターン貰ってJun、土地は出せず、モダンホライゾン3からの新戦力《マルコフ家のソリン》を召喚。《死儀礼のシャーマン》二体のアタックは一体防がれてエンド。
四ターン目Sho、再度《信仰無き物あさり》を唱えて二枚ドロー、踏み倒し先の吸血鬼を掘り起こしに行く。捨てたのは土地と《生き埋め》、となると《孤光のフェニックス》が搭載されているのだろう。ここで《暗黒の儀式》、《傲慢な血王、ソリン》と続き、戦場に現れたのは《聖エレンダ》、さらに《駆り立てる僧侶》、4/4トークン一体。かなり厳しい状況である。
ターン貰ってJun、X=4で《不憫な悲哀の行進》を《聖エレンダ》へ撃ち込み、変身した《貪欲なる新生子、ソリン》の+0能力でさらに4点のダメージ。
双方手札が尽きた状況だが、Shoのソリンの能力で《駆り立てる僧侶》が強化され、Jun側の《死儀礼のシャーマン》二体では受けきることが不可能。ドロー、《暗黒の儀式》、残りライフ16で投了。
【七月二回戦第一試合】7/13
アンフェアな展開スピードV.S.アンフェアなリソース質量で双方がライフの鎬を削る七月。Junはもう後が無い。
先攻Jun、沼を出し、《暗黒の儀式》から《思考囲い》。一回マリガンしたShoの手札は土地と《骨の破片》、《血管切り裂き魔》、そして《傲慢な血王、ソリン》でこれをディスカード。残り二マナで《マルコフ家のソリン》を召喚、《オークの弓使い》は温存させておく。
後攻Sho、黒赤二色土地から《骨の破片》でソリンを除去、追加コストにはトップデッキした《孤光のフェニックス》を捨てた。
二ターン目Jun、沼を出し《オークの弓使い》を素出しという奇策でエンド。
ターン貰ってSho、フェッチランドから黒緑諜報ランド、ライブラリートップの《暗黒の儀式》を墓地へ送ってエンド。
三ターン目Jun、ここで《ネクロポーテンス》をトップデッキ、沼を出してエンチャント。ライフ7点を支払い、手札に沼のみという状況を、《ネクロドミナンス》、《ネクロポーテンス》、《死儀礼のシャーマン》、《オークの弓使い》、《羅利骨灰》、そして《不憫な悲哀の行進》まで持ち直す。
ターン貰ってSho、沼を出し《傲慢な血王、ソリン》から《血管切り裂き魔》を戦場に出す。双方、三ターン目から正道の展開。
この後は、《血管切り裂き魔》をJunが《不憫な悲哀の行進》で除去、Shoがそれを《再活性》、さらにJunがキッカーした《羅利骨灰》する攻防、そして双方の《死儀礼のシャーマン》による刺し合いが展開される。Sho手札一枚ライフ14、Jun手札三枚ライフ3を経て、再度《羅利骨灰》がShoの《死儀礼のシャーマン》を追放、Jun側は《悲嘆》や《オークの弓使い》も戦場に降り立ち、ライフ差を逆転して勝利。
Sho残りライフ3で《再活性》をJunの墓地にある《マルコフ家のソリン》に唱え、気の利いたグッドゲームで締めようとするものの、Junは《死儀礼のシャーマン》でそれを阻止し、返すターンに総攻撃した。
【七月二回戦第二試合】
爽快な勝利を志向するShoのデッキと、泥沼の勝利にしがみつこうとするJunのデッキ、勝利するのはどちらか。Junが《虚空の力線》を戦場に出してゲーム開始。
先攻Sho、フェッチランドから黒赤諜報ランド、デッキトップは保持してエンド。
後攻Jun、沼を出し《思考囲い》、Shoの手札は《生き埋め》、《骨の破片》、《再活性》、《孤光のフェニックス》、《傲慢な血王、ソリン》、《血管切り裂き魔》。土地以外は文句なしの手札だったが、Junの《虚空の力線》が戦略を阻害している。Jun、確率的に倍ほど有利なソリンではなく、何故か《血管切り裂き魔》をディスカードさせてエンド。
この後は、Shoが土地のみのプレイ、Jun沼から《マルコフ家のソリン》召喚、三ターン目Sho土地は出せず《骨の破片》による除去と《死儀礼のシャーマン》召喚、Jun沼を出し《不憫な悲哀の行進》での除去、Sho《再活性》を唱えJun側の《マルコフ家のソリン》を戦場にリアニメイトする一進一退の攻防が続く。
そして四ターン目貰ってJun、順調に四枚目の沼を出して《黙示録、シェオルドレッド》を召喚、これにはSho苦しい表情。対抗できる手段を引き込むことが出来ず、《暗黒の儀式》から《孤光のフェニックス》を召喚するも、Junが二体の《オークの弓使い》でダメージを飛ばして阻止。ダメ押しに《ネクロドミナンス》の十枚ドローで、ライフ差はSho2に対しJun31。殴り切られる前にSho《生き埋め》を唱え、三枚の《聖エレンダ》を追放して完封。
【七月三回戦第一試合】7/20
先攻Sho、《バグベアの居住地》から《ドラゴンの怒りの媒介者》召喚、赤い速攻デッキである。
後攻Jun、青緑二色土地をタップイン、《全知》デッキを持って来ている。しかし、ShoはJunのデッキを徹底的にメタっているので、裏を掻いたつもりが裏の裏の相性である。
二ターン目Sho、山を出し《熊野と渇苛山の対峙》をエンチャント、媒介者がアタックして1点。《棘平原の危険》を唱えてさらに1点ダメージ。
ターン貰ってJun、青緑諜報ランドでライブラリートップにある三枚目の土地を確認してエンド。
三ターン目Sho、土地を出し《僧院の速槍》召喚、エンチャントの効果で2/3となって戦場に出る、さらに《静電気の放電》を唱えてJunに3点ダメージ、1/1と3/4になった二体でアタック。Jun残りライフ10。
ターン貰ってJun、フェッチランドを出すのみでエンド。
四ターン目Sho、変身した《熊野の食刻》2/2、《ドラゴンの怒りの媒介者》1/1、《僧院の速槍》2/3でアタック。Jun残りライフ5。エンド前、Jun《衝動》を唱えライブラリートップ四枚から選択、《実物提示教育》。
ターン貰ってJun、《実物提示教育》を唱え、初手から保持していた《全知》を戦場に出す。《船砕きの怪物》召喚、続いて二体目の《船砕きの怪物》を召喚したところでSho投了。
【七月三回戦第二試合】
Sho「『ホアキン・スナイプス』(フェニックスと吸血鬼“ブレイド”の混成デッキ名)のクリーチャー達が、怯えたからライフを速攻で詰めようと思ったのに」
Jun「電車下りるまでは黒単のつもりだったんだけど、虫の知らせがしたんだよ」
サイドボーディングに三分かけ、先攻Sho。その出端を挫くように、マリガン一回のJunが《神聖の力線》を戦場に出してスタート。Sho、土地を出して《ドラゴンの怒りの媒介者》召喚。
ターン貰ってJun、フェッチランドを出すのみでエンド。
二ターン目Sho、フェッチランドから山を出し《無謀なる衝動》を唱え、誘発した諜報で《火遊び》を墓地に落として条件2/4。《ドラゴンの怒りの媒介者》と《火遊び》が追放される。攻撃。エンド前にJun、フェッチランド起動し青緑諜報ランドから、ライブラリートップが青黒二色土地を確認。
ターン貰ってJun、島を出してエンド。手札には初手から《実物提示教育》と《船砕きの怪物》があるため、最悪でもそれを場に出すことも考えられる。
三ターン目Sho、山を出して二体目の《ドラゴンの怒りの媒介者》召喚、これをJun小考し《マナ吸収》で打ち消す、6点クロックが並ぶのは避けたい。媒介者は条件を満たし3/3に、Sho《火遊び》を自分に撃ち込みライブラリートップを確認、保持。アタックしてエンド。
ターン貰ってJun、《マナ吸収》で得た雀の涙のような1マナを利用して《衝動》を唱えると、幸運にも《全知》が手札に加わる。青黒二色土地をタップインしてエンド、Junの手札には現在《全知》、《実物提示教育》、《船砕きの怪物》、《衝動》。
結局、この後Junに難なく四ターン目が渡され、《実物提示教育》から《全知》、この瞬間Sho投了。トップデッキは《チーム結成》だったので、おそらく《時を越えた探索》を引き出して連鎖的に勝利まで漕ぎ着けたことだろう。
最速でライフをゼロにするSho、最速でコンボを始動するJun。この戦いは幸運にもJunが僅か一ターンほど速く制した。
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