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【2024十二月】Uncommon Low Skirmish #209 超合金【九回戦】

十二月第一週は一駅歩きだけにして、バトルは第二週から。串焼き屋に集まりホッピーを飲みながら開始。

【十二月一回戦第一試合】12/14

先攻Sho、平地から《魂の導き手》召喚。
後攻Jun、フェッチランドから赤白ショックランド、《オセロットの群れ》召喚。
「同型対決か…?」Shoが訝る。
「そういうことか」Junは察する。

二ターン目Sho、赤白ショックランドから《電気放出》でJunのオセロットを除去、導き手アタックして1点ダメージ。
ターンもらってJun、フェッチランドをプレイするだけでエンド。

三ターン目Sho、赤白諜報ランド、ライブラリートップの土地を墓地へ。導き手アタック、Jun応じてフェッチランドから黒赤ショックランドを出し《オークの弓使い》召喚、生成したトークンで迎撃し《魂の導き手》を討ち取る。
「かもしれないとは思ってたんだ…」

ターンもらってJun、土地《栄光の闘技場》をプレイ、速攻付与能力を起動し《ファイレクシアのドラゴン・エンジン》召喚、アタック。
「…合体するのか?」
「ああ」
双方ライフは13対13。

四ターン目Sho、《火の怒りのタイタン、フレージ》でドラゴン・エンジン除去。
ターンもらってJun、《ナカティルの最下層民、アジャニ》を召喚。
五ターン目Sho、二枚目のフレージでアジャニを除去。
ターンもらってJun、《思考囲い》を唱える。Shoの手札は《ナカティルの最下層民、アジャニ》が二枚と《静牢》で前者を一枚ディスカード。さらに二枚目のドラゴン・エンジンを速攻付与で召喚しアタック。
ライフは11対10。一進一退の殴り合いが均衡しているが、盤面はJun側にドラゴン・エンジン、《オークの弓使い》とアジャニの2/1トークン一体でボードアドバンテージの分がある。

六ターン目Sho、《火の怒りのタイタン、フレージ》が満を持して墓地から脱出、ドラゴン・エンジンを焼き払う。
ターンもらってJun、このために温存できていた《静牢》でフレージを一時的に追放。これをすると、脱出用の墓地リソースが枯渇するので効果的だ。
この後Junは、七ターン目に《火の怒りのタイタン、フレージ》でShoが召喚しておいた《ナカティルの最下層民、アジャニ》を除去し、続く八ターン目にはフレージに速攻を付与しつつ墓地から脱出させて殴りかかってライフ5対12。
ターンもらってSho、ドローを確認し投了。

【十二月一回戦第二試合】

ゲーム中盤、Sho盤面は二体の《オセロットの群れ》、1/1猫トークン三体、《色めき立つ猛竜》二体、土地二枚。
Jun盤面は、《オセロットの群れ》、1/1トークン二体、2/1トークン二体、《色めき立つ猛竜》二体と、猛竜からめくれた《ギックスに拾われし者、ミシュラ》、《静牢》でShoの《魂の導き手》を一時的に追放、土地四枚。
ライフは17対18で均衡しているが、手札は四枚対一枚。土地が伸びている分、Junの手札消費早いか。

この直後、Shoが再度召喚した《魂の導き手》が均衡を破った。都市の承認を得た《オセロットの群れ》二体が生成するトークンたちによりフィーバータイム突入。任意のクリーチャーに毎ターン飛行付与して攻撃を仕掛けられる優位を確立。Junが盤面を覆すためには《ファイレクシアのドラゴン・エンジン》に速攻付与でミシュラ合体させるしかないのだが、それは出来ず、投了。

Sho、土地は伸びなかったもののクリーチャーと除去のバランスよく引くことができたようだ。対するJunはその逆で、土地は伸びたものの適切な除去を引くことが間に合わず劣勢が決定的となった。

【十二月一回戦第三試合】

ほぼ同型対決となった十二月、一回戦を制するのはどちらか。
先攻Jun、赤白諜報ランド、ライブラリートップの《静牢》保持。
後攻Sho、フェッチランドから赤白諜報ランド、土地を墓地へ。
鏡合わせのミラーマッチで静かにはじまった。
二ターン目Jun、フェッチランドを出すだけでエンド。
ターンもらってSho、フェッチランドから平地、《色めき立つ猛竜》召喚、めくれたのは《不安定な護符》。アドバンテージ獲得源として勝利に貢献できるいぶし銀のカードだ。護符を起動し確認したのは平地。エンド前にJun、フェッチランド起動し黒赤ショックランド、《オークの弓使い》を召喚し、猛竜を除去。

三ターン目Jun、《ファイレクシアのドラゴン・エンジン》召喚。
ターンもらってSho、《火の怒りのタイタン、フレージ》でドラゴン・エンジン除去。
四ターン目Jun、《オセロットの群れ》を召喚、さらに《火の怒りのタイタン、フレージ》をSho本体に撃ち込み、オセロットから1/1トークン生成。
ターンもらってSho、二枚目の《火の怒りのタイタン、フレージ》でオセロット除去。
激しい差し合いが展開される。

五ターン目Jun、赤白ショックランドをタップインし、呪文は唱えず、クリーチャー三体でアタックするのみ。ライフ18対10。
ターンもらってSho、墓地から《火の怒りのタイタン、フレージ》が脱出、Junの《オークの弓使い》を焼き払ってエンド。ミラーマッチでは先に出した方が勝つとまで言われるほどの展開である。
六ターン目Jun、ここも狙い通り《静牢》でフレージを一時的に追放、内心勝利を確信した。
さらに、今引きの《ナカティルの最下層民、アジャニ》を召喚。二体のクリーチャーで攻撃し、ライフ17対11。Jun優位に見えるが手札一枚のみ、対するShoは四枚。
ターンもらってSho、《電気放出》でアジャニを除去。さらに二枚目の《不安定な護符》を戦場に出して起動、《敏捷なこそ泥、ラガバン》を召喚してエンド。

七ターン目Jun、Shoのラガバンを二枚目の《静牢》で一時的追放、そして墓地から《火の怒りのタイタン、フレージ》を脱出させる。Shoの手札に《静牢》が無ければもはや対処不可能であろう。
ターンもらってSho、赤白諜報ランドでライブラリートップの土地を墓地へ落とし、何かを確認するように頷きながらJunのフレージへ《稲妻》、そして墓地からフレージを脱出させてJunのフレージを焼き切る。

ここで盤面はJun、各種トークン三体、《静牢》二枚でラガバンとフレージを追放、土地四枚、手札一枚。対するSho、《火の怒りのタイタン、フレージ》、二枚の《不安定な護符》、土地七枚。
ライフはJun16対Sho6。Shoのフレージに対処できなければ、二ターン程度で逆転負けを喫する。

八ターン目Jun、二枚の《静牢》は維持せず墓地へ、フレージの脱出コストを増やしておきたい。そしてトップデッキ《色めき立つ猛竜》を召喚、めくれたのは誰も想像しえなかった三枚目の《静牢》でShoのフレージを再度追放。トークン二体で攻撃、これをShoはラガバンでチャンプブロック。《オセロットの群れ》を召喚してエンド。
ターンもらってShoもまた《色めき立つ猛竜》を召喚、めくれたのは《電気放出》でJunのオセロットを除去。《不安定な護符》起動、《オセロットの群れ》即召喚。Jun、護符のダメージ蓄積も警戒しなければならなそうである。二枚目の護符起動、フレージ対策の切り札《静牢》保持。Sho最後の手札《敏捷なこそ泥、ラガバン》を召喚してエンド。

九ターン目Jun、白黒ショックランドをタップイン、アンタップインしていれば勝利だった。これで手札ゼロにして《ファイレクシアのドラゴン・エンジン》を蘇生で戦場に出し、三枚ドロー、ハンドアドバンテージはゼロ対三枚。引いたのは土地、《電気放出》、そして《魂の導き手》。ドラゴン・エンジンのみ攻撃、Sho猛竜で相討ち。
ターンもらってSho、《記念碑的列石》起動、サーチされたのは《ナカティルの最下層民、アジャニ》で即召喚、土地はこれでフルタップ。最後に赤白ショックランドをタップインし、アタックせずにエンド。

十ターン目Jun、ドロー《色めき立つ猛竜》、白黒ショックランドをアンタップインし、《魂の導き手》さらに猛竜を召喚、めくれたのは《ファイレクシアのドラゴン・エンジン》。猛竜に強化と飛行付与でアタック、Sho残りライフ4。
ターンもらってSho、ドロー《魂の導き手》召喚、さらに追放領域の《静牢》プレイ、Junの4/3になっている猛竜を追放。得られたエネルギーから《不安定な護符》起動、めくれたのはショックランドでアンタップイン。そして二度目の《記念碑的列石》起動、二枚目のアジャニが引っかかり即召喚。これにJun対応して、《魂の導き手》を《電気放出》で除去、ライフゲインを防ぎたい。二体のアジャニのうち一体が消滅し変身、5点の火力を飛ばす、その先はドラゴン・エンジン。

だが十一ターン目Jun、《火の怒りのタイタン、フレージ》を脱出させ、Shoへの直接3点火力で撃破。40分におよぶシーズン2最長、激戦のジェットコースターバトルを辛くも制したのはJun。

【十二月二回戦第二試合】12/22

先攻Sho、絶望のトリプルマリガン。おそらく《暗黒の儀式》や《傲慢な血王、ソリン》が揃わないのだろう。Junは今月の白黒赤マルドゥエネルギー二週連続で参戦。

Uncommn Low Skirmishのルールにおいて「今月のデッキ」以外での参戦は、先週と今週とのデッキの色被りを禁じている。そして、今までのShoのデッキカラーから分析すると、今月の白赤ボロスエネルギー以外の使用可能デッキは黒単しか残されていないのだ。
以下、四月から
×青赤、〇黒単、×青赤、〇黒緑、×白単、×黒赤、×白青、〇黒単、そして今月の白赤

Sho、《悲嘆》をコストに《悲嘆》プレイ、Junの手札から《思考囲い》をディスカード。トリプルマリガンと併せ、これでShoの手札は残り一枚。
後攻Jun、平地から《オセロットの群れ》召喚。
二ターン目Sho、土地を出し、《頑強》を唱え墓地の《悲嘆》を戦場に出す、Junの《オークの弓使い》をディスカード。Shoの手札は尽きた。

ターンもらってJun、オセロット攻撃、Shoブロックせず、第二メインで今引きの《オセロットの群れ》二枚目を召喚、これでトークンが二体生成。
三ターン目Sho、《再活性》をJunの墓地にある《オークの弓使い》に唱え戦場に出す、一体のオセロットに1点ダメージを飛ばして除去。
ターンもらってJun、土地を出し、《火の怒りのタイタン、フレージ》で弓使いを除去。1/1トークン二体でアタック、その後トークン一体生成。
四ターン目Sho、ドロー、投了。

【十二月二回戦第二試合】

先攻Sho、フェッチランドから黒赤諜報ランド、ライブラリートップは保持してエンド。
後攻Jun、赤白ショックランドをタップインしてエンド。
二ターン目Sho、フェッチランドから黒緑諜報ランド、ライブラリートップ保持でエンド。
ターンもらってJun、平地を出し《ナカティルの最下層民、アジャニ》を召喚。

三ターン目Sho、手札から沼を捨てて《骨の破片》、アジャニを除去。さらに《信仰なき物あさり》で二枚ドロー、墓地に捨てたのは《悲嘆》と《傲慢な血王、ソリン》。黒赤ショックランドから《再活性》を《悲嘆》に唱えて戦場に出す。Junの手札は土地二枚、《オークの弓使い》、《火の怒りのタイタン、フレージ》と二枚の《色めき立つ猛竜》で、これを一枚ディスカード。

ターンもらってJun、フェッチランドを出し、2/1トークンで攻撃、Shoは《悲嘆》で相討ちにする。
四ターン目Sho、三マナ支払って《信仰なき物あさり》をフラッシュバック。ここでJun、待ってましたとばかりにフェッチランド起動、黒赤ショックランドから《オークの弓使い》召喚。Sho二枚ドロー、墓地に捨てたのは土地と《暗黒の儀式》。弓使いがShoに合計3点ダメージ。
ターンもらってJun、赤白ショックランドをタップイン、《火の怒りのタイタン、フレージ》でShoに3点ダメージ。弓使いと3/3オークトークン攻撃、Sho残りライフ2。
五ターン目Sho、ドロー、投了。

二回戦はShoの最強コンボが不発で、Junが棚ボタ的勝利を手にした。十二月はミシュラ合体こそ完成しなかったが、Junの白黒赤マルドゥエネルギーが制した。これでSho、来月、再来月を連勝しても、個別戦ではJunに一敗は確定。

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