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創作振り返り_2022/05/13の曲編
2022/05/13に、VOCALOIDの歌愛ユキの購入して10年経つのを祝うために、オリジナル曲を作ろうとした備忘録です。
仮完成はしたものの、もう少し手直ししたい箇所があって、5/14にTwitterで前半のみ公開に留まってます。(なので、完成したらまた別で記事を書く予定ではあります)
VOCALOID2の歌愛ユキちゃんを迎えて2022/5/13で10年になるので、記念に曲を……と思ってたら間に合いませんでした。
— まがぐち*キャラ紹介中! (@magaguchi) May 13, 2022
こんな私にいつも素敵な歌声をありがとうね。これからもどうかよろしく。 pic.twitter.com/W8Icz0WJcr
2年前もKAITOを迎えて10年で同じようなnoteを書きましたが、今回は作業の工程の振り返りと言うより、歌詞について。
(↓工程の振り返りをしていた2年前のまとめはこちら)
タイトルと着想
実は、歌詞自体は2年前には骨組みがありました。2020年に「花の絵を描くのが苦手だから練習してみたい!」と思い立ち、花と花言葉をテーマに絵の連作を描いていました。
その頃に出会った花言葉が、クレマチスの「旅人の喜び」でした。
「旅人の喜び」の花言葉は、ヨーロッパにおいて旅人が快適に一夜を過ごせるよう、宿の玄関にクレマチスを植えてやさしく迎え入れたことにちなみます。
絵の連作には言葉も一言添えていまして、クレマチスに添えようと思っていた言葉は、
「涙で凍えないように。優しい夜になりますように」
でした。
この絵の連作は、絵の練習でもあったのですが、ちょっと落ち込み気味だった自分を慰めたり元気づけようとしていたものでもありました。
旅人を日々自分なりに頑張って生きる自分や私が大切に思っている人たちとしてみて、彼ら彼女らが心身を癒そうと訪れる場所に、私ならどんな思いでクレマチスを植えるだろうか。
そう考えて上記の言葉を添えようと思っていました。
(結局、それを上手く落とし込むラフが出来ず絵は描けなかったのですが)
凍える私と、大切なあなたへ
これだけは伝えておきたいと思ってこのnoteを今更ながら書こうと思いました。
この曲は着想までは自分に向けて作ったものでしたが、それに加えて、最終的に出来上がったものは、私から大切な人たちへのものへとなりました。
この曲は、詞は、私からあなたへの、私なりのラブレターです。
これは数年前のツイートですが、定期的に発信している私のスタンスです。
まがぐちの名前からはもう変えないと決めています。
ネットでは一期一会ですが、もう一度会いたいと思ってくださる人がいたときに、またちゃんと会えるように。
去る者は追いませんが待っていますので、何度でも会いましょう
公開済みの1番の歌詞を今一度、載せておきますね。
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10年
歌詞が先に出来ていたばっかりに、ユキちゃんのお祝い感が薄い気もしますが、実は2年前のKAITOさんの時の曲『ここに「在る」だけ』と根底は同じだったりします。
最初の方に紹介した過去のnoteからの引用ですが、
KAITOのことは、「好きなコンテンツ/キャラクターとして」と、「創作の道具として」の両方で私の中で大きな存在だったのですが、だからと言って10年の間ずっと大好きだったかと言われると他のものにうつつを抜かしたし、曲を定期的に作っていなかったどころか音楽を嫌いになった時期もありました。
KAITO以外のものにもなんですけど、そんな私が好きだと言ってていいのかと悩んだ末に出した一つの私なりの答えです。
この時の私は、待つ側でなく離れていった立場です。この離れてしまった私を許してもらったのがこの曲でした。
今回の曲「クレマチス」はそうやって離れてしまったことに苦しんでる人が居たら「続いてないけど終わってない。まだちゃんと繋がっているよ」と伝えたいとも思っていました。
なので、ユキちゃんの声質も、今回の曲に良かったのです。
優しく呟くような、語り掛けるような声音。それでいて少し哀愁が含まれる。
歌詞は幾つかストックがあったのですが、ユキちゃんのこの声ならクレマチスの歌詞に込めた伝えたいことが伝わると思い、選びました。
さいごに
色々語ってしまってしまいましたが、これはあくまで私の備忘録であり、正解ではないです。聴いてくださったあなたが感じたものがあればそれを大切にしてください。
自分が作ったものも私自身数年後なんかに振り返ると違うことを感じます。そういうことがあるので、備忘録です。
何はともあれ、「クレマチス」を聴いてくださり、このnoteをここまで読んでくださったあなた、ありがとうございました。
完成後のまとめnoteでまた出会えますように…!