不良は時代遅れ?そんな事ない‼︎ お手本の様な少年マンガ『東京卍リベンジャーズ』
社会的価値観が急速に変わっていく令和の時代。
そんな令和の時代に『東京卍リベンジャーズ』という不良漫画が実写化&アニメ化が決定した。
『新宿スワン』の作者が描くタイムリープ・サスペンス・不良漫画だ。
あらすじ
主人公のタケミチは26歳童貞フリーター。ある日テレビを観てたら「東京卍會」というグループの抗争に巻き込まれて2人の一般人が死亡したというニュースが流れる。
「橘ナオト」という人物ともう一人「橘ヒナタ」。タケミチが中学生の時の人生唯一の彼女だ。
レンタルビデオ店でのバイト帰り駅のホームで誰かに突き落とされる。
そしてタケミチは中学2年生の時代にタイムリープする。
しかし、不良グループ「東京卍會」の下っ端にいいように使われる日々だった事を思い出す。
橘の顔を見るため家に訪ねると当時好きだった気持ちを思い出す。
公園で感傷に浸る中虐められている少年を助ける。
その少年は「橘ナオト」ヒナタの弟だ。
ナオトに姉ちゃんを守れと伝え、握手をした瞬間現代に戻る。
駅の医務室でタケミチに声を掛けたのは現代のナオトだ。
未来を変えたタケミチ。しかしこの未来でもヒナタは死亡していた。
タケミチに助けられたナオト自分がタケミチの能力の一部になったと予想。タケミチはナオトとの握手によってタイムリープし、ヒナタが死亡する未来を変える為「東京卍會」に入る事を決意する。
魅力的なキャラクター達
この漫画には沢山の不良が出てきます。
多分、無免許でバイク運転したりと悪い奴らばっかりです。
しかし、少年漫画のキャラとして大切な"己の信念"を持ち、それを貫き通します。
例えば「東京卍會」の創設者で総長の「マイキー」。
作中最強キャラの一人です。
彼は「東京卍會」の仲間を傷つける奴は許さない。 決して女には手を出さない。
そしてカッコいい不良の時代を創ろうとしています。
未来の「東京卍會」は何でもアリの巨大な犯罪組織になっています。マイキー自身も自らの手で仲間を殺したりしました。
過去は変えられない。だから汚れた自分をタケミチに殺して欲しいと願います。
タケミチはヒナタだけではなく、マイキーもタイムリープで救う事を決意します。
また、マイキーの後ろにいるこめかみに龍のタトゥーを彫ったキャラは「ドラケン」です。
自分のケツは自分で拭く男の中の男です。仲間が殺人を犯して自首すると言った時も止めず出所するのをずっと待っているような男です。
「東卍」創設者の一人である「場地」。 彼はマイキーの力を悪用しようとしている敵チームに一人で潜入し、仲間を守るため死亡しました。
最後まで仲間のことを思う彼の姿はとてもカッコイイです。
他にも過去の世界で唯一タケミチのタイムリープを知る「千冬」。
彼はタケミチが未来の「東卍」を諦めずに変えようと必死に頑張る姿を支え改変された未来でもタケミチは「東卍」をいい方向に導いてくれると最後まで信じています。
そして、私が1番好きなキャラが橘ヒナタこと
「ヒナ」です。
ヒナは「東卍」の抗争によって死んでしまいタケミチのタイムリープのきっかけになった人物です。
ヒナはタケミチの事をいつでも信じているとても真っ直ぐな人です。
そしてタケミチが挫けそうな時に勇気を与える一言をくれる私的に理想のヒロインです!
タケミチが必死になってヒナを助けようとするのも納得できます。
熱い展開が満載
主人公が勇気を出して強敵に立ち向かい周りを認めさせていく展開
一人孤独に戦う主人公に仲間が出来る展開
敵が仲間になる展開
ヒロインが主人公に勇気を与えるシーン
大切な人が死んでしまう展開
不良マンガと言えば青年誌がメジャーな掲載の場ですが『東京卍リベンジャーズ』は少年誌で連載しているということもあって少年誌の王道の展開満載で重すぎずとても読みやすい作りになっています。
皆さんも是非読んでみてはいかがでしょうか?