電子書籍と紙の書籍のこれから
本には紙と電子書籍の2つの読む方法がある。
皆さんはどちらの方法で本を読んでいますか?
私の使い分け
私は紙をメインに電子書籍も一部利用しています。
主に読んでいるのは漫画です。
漫画といっても単行本と雑誌の2種類あって、雑誌の方は電子書籍をメインに使っています。
雑誌は紙で買っても紙質が悪くボロボロになり易いしいずれ捨てるモノなので場所を取らない電子書籍を利用しています。値段も安いです。
それに紙質が悪いと漫画の印刷も悪くトーンをたくさん貼っていたりベタを塗りまくっている漫画だと潰れて何がなんだか分かりません。
単行本に関しては紙派です。
現物を本棚に並べてみるのが好きだからです(初版だとなお良い)。 また、雑誌(電子書籍)で読む時と紙で読むのでは違いがあります。
上手く言語化できないのですが、私の読む目線が違かったり、見開きページも紙の方が迫力があります。
何より、自分の好きな漫画を布教する時は実際に読んでもらった方が早い!単行本を貸されるのと試し読みのリンクを送られるのだと、どちらが読まなきゃってなるかは一目瞭然です。
他にも私はあまりないのですが中古で売ったりもできます。その時全巻初版だと通常より値段が上がったりします。
紙の本の問題点
紙の本の問題点は3つ
・数が多いと場所をとる
・劣化する
・持ち運び
場所をとるというのは多分私のようなコレクター気質がある方がぶち当たる問題点です。解決手段が部屋を広くする以外ありません。
劣化についてはかなり深刻な問題です。古い名作も黄ばんで虫が湧いたりすることもあると思います。人気作だと出版社から文庫版だったり新装版が出ますが欲しいのは当時と同じモノなのでコレジャナイ!となります。後は絶版になっていたりですね。
持ち運びは例えば電車の中で読みたいと思っても周りの視線が気になって読みづらいと思います。気にしない人もいると思いますが。
現状、電子書籍はあまり普及していない
正確なデータは無く私の感覚ですが電子書籍を使っている人は少数派です。出版社側は紙の方が売れて欲しいと思うのですが出版社の思惑関係なく電子書籍は普及していないと思います。
電子版の問題点として
・本の所有権では無く閲覧権を買っている
・どのサービスを使えばいいか分からない
この2つが大きいと思います。
まず、本の所有権ではなく閲覧権を買っているので電子書籍のサイト・サービスが無くなると2度と読めないことです。
私自身コレクター欲を満たす=所有権を手に入れるという認識で完全に自分ものにならないと許せないので電子書籍で単行本(ずっと持ってるもの)は買いません。
そして、電子書籍サービスでどれを選べば良いのか分からないことです。全てのサービスで互換性があるならどれを使ってもいいのですがそうではないので選択が難しく、なら紙でいいやとなります。
電子書籍の未来
この先、電子書籍が普及していく上で有効なのがサブスクサービスです。
ですが、現状のサブスクではスクショして海賊版に流れる可能性が高くなります。
私も記事内で漫画のスクショを一部貼る事があります。しかし、それは出版社側に見つかっていないか、見つかっていてもファンの人の布教活動として見逃されているかのどちらかです。
しかし、中には漫画村のようにネット上の漫画のコマを集めて違法視聴サイトを作っている者もたくさんいます。
この問題を解決しないことには出版業界の革命は起きないと思います。