部下の退職に思うこと②
さて、そんなこんなでチームから番頭が抜けることになるわけだけど、残るメンバーにそのポジションを今すぐ担える人財は残念ながらいない。
しばらくは、彼がケアしてきた領域を僕がフォローしなきゃいけないシーンも出てくるだろうとは思うけれど、僕は現場大好きなので意識的に引いておかないとあれもこれも口出し始めてしまいそうw
基本的には、開いた穴をそのままに、現場スタッフが自ら埋めていけるよう見守るしかないかな。
今回の件で、あらためて自身のキャリアについて考えてみた。
いつか(50歳くらい)また独立したいとは思っていたけれど、組織の中にいるから見出せる楽しみ、喜び、幸せも少なくないなあと。僕は社員であっても、個人事業主的スタンスが強いからか、同じ会社、同じグループのメンバーという距離感が近いところに、スキルも経験も多様なメンバーが多くいるという状況そのものが、とても刺激的だしワクワクする。やれることが無限にある気がするし。
でもそれだけに、組織的スタンダードを無視することもままあり、叱られることも多いけど。
稼ぐにしろ、組織的ポジションのステップアップにしろ、基本的には自身の価値が評価された結果だ。その評価軸が自分の価値観とズレているのであれば、どんなに稼げたとしても、どんな役職に就いたとしても、僕はまったく幸せじゃない。
退職する彼にも、残るメンバーにも、このあたりの考え方は共有しておこう。
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