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【宿泊レポート】オーベルジュ・ド・ぷれざんす 桜井(2023年6月17〜19日)

オーバーツーリズム真っ只中の京都市街観光を避けて、奈良県中部の飛鳥・橿原・三輪を巡る旅のご紹介です。

奈良県は実は南北に大きな県で、東大寺などがある奈良市はその北端。もう少し南に下った辺りにも、歴史の香り漂う見どころが沢山あります。例えば三輪山を御神体とする大神神社は日本最古の神社。お酒と縁が深い神社で、全国の造り酒屋の杉玉はここから送られます。「みむろ杉」で知られる今西酒造さんもこの近く。

大神神社の杉玉
今西酒造本店

奈良時代から続く長谷寺は、6月の紫陽花など「花の御寺」として知られています。延々と続く登廊が特徴的。

長谷寺の登廊
紫陽花の季節には、こんな階段が

さらに紫陽花や蓮のきれいな岡寺やあの石板の美人画で知られる高松塚古墳など、飛鳥もこのエリアです。

高松塚古墳。この近くに壁画の模写を展示する施設も

直径20kmぐらいのエリアに、歴史的に価値があり、さらに観ても美しくて楽しいスポットがいっぱい。ただ問題は交通機関がちょっと不便ということ。そこで強い味方となるのが、軽自動車のレンタカー!北海道からの人なら、ほとんど自転車感覚で乗りこなせるはず(ホンマか^^;)。実際どこに行くにも30分以内で着きました。またこの辺り、譲り合わないと対向できない道も多く、軽自動車の車格がぴったりだったりします。

今回は近鉄・大和八木駅の駅前で借りました

今回は次に京都に移動する予定でしたから、近鉄・大和八木駅駅前で借りました。48時間で1万1500円。これで丸2日間、移動し放題ですから、かなり安い感じがします(もちろんガソリン代はかかりますが)。

そんな飛鳥・橿原・三輪観光の拠点として宿泊にオススメするのが、「オーベルジュ・ド・ぷれざんす 桜井」。建物は奈良県のもので、あのフレンチのひらまつが指定管理者となっているオーベルジュなのです。

スイートに泊まっても1泊2食で2人で10万円と格安でした

奈良の食材をたっぷり使ったフレンチと、部屋からの田園の風景の素晴らしさもあって、最近大のお気に入り。今回はジュニアスイートに2泊してみましたが、超快適でした。奈良県の施設だからか、価格帯もかなりリーズナブルなんですよ。

「ひらまつ」なので、もちろん料理はフレンチフルコース。写真の「金魚」という一皿のように、奈良の食材をたっぷり使った料理は、アイデアフルでとても楽しいです
ペアリングでは、奈良の日本酒をあわせてくれることも
部屋のベランダからの眺めは棚田が。奈良の田園風景でとっても和めるのです

軽自動車で巡る、飛鳥・橿原・三輪エリアの歴史と花と、美食の旅。今後どんどん人気になるような気がするんですよね〜\(^o^)/。

オーベルジュ・ド・ぷれざんす 桜井
今回の主目的 リゾート(グルメ)
●価格帯 セミデラックス(1人1泊2食4〜6万円)
●スタイル(部屋・風呂・設備) デラックス(スイート)
●食事 デラックス(洗練されたコース・会席)
●立地・周辺環境 桜井市郊外の田園地帯の中の小高い丘の上。のどか
●地域感・唯一性 桜井市をはじめとした奈良の食材、日本酒。窓からは田んぼ
●主目的に対しての評価 大満足\(^o^)/


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