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【エッセイ】 日本人の高級宿ニーズが高まっている?!

雑誌「家庭画報」の2024年10月号の特集は「最高の宿 感動のホテル」。全国63軒の宿を、一部はたっぷり美しい写真を使って紹介しています。

北海道で写真付きで紹介されているのは、「ワッカヌプリリゾーツ」と「あかん鶴雅別荘 鄙の座」の二つ。「ワッカヌプリリゾーツ」はまだ宿泊したことがありませんが、「鄙の座」は2016年に宿泊しました。

まだiPhoneのカメラに広角がない頃で…^^;。お風呂付きの広々としたお部屋でした
家庭画報にも紹介されていた名物「めんめの鍋」は白味噌仕立て

家庭画報は好きな雑誌なのですが、美しい写真が入って380ページ以上あって、コンパクト版でお値段1400円はお得な印象。私が雑誌屋ということもあるのですが、やっぱり紙で写真を見た方が、パソコンなどのディスプレイで見るよりも「行ってみたい!」という気分になるんですよね。

雑誌が売れない今日このごろでも、しっかりと出し続けられている家庭画報。そしてコンビニなんかに行っても、「るるぶ」「じゃらん」などの他の出版社からも高級宿の特集本が結構出ているのです。

私と同じような感覚で、紙の写真からの「誘惑」の方に弱い中高年層というのが結構多いのかもしれません。また、特別な宿の写真は、見ているだけで結構エンタテイメントだったりします。

さらに少し根拠の薄い推測ですが、日本人の高級宿へのニーズが増加しているのかもしれません。日本の高級宿の増加(これはニュースで見る範疇では明らか)はインバウンド(外国人旅行客)の増加が主要因と考えられますが、日本人旅行者の方も2極化が進み、旅行にお金をかける人が高級宿を積極的に利用している「感」があります。実際に高級宿に行くと、外国人ばかりではなく日本人も結構多いですからね。この辺りは集中的に調べたレポートは、まだないかも。

かくいう私も、最近はすっかり高級宿の魅力にはまってしまい…。東京などその場所自体が目的の場合は、アパホテルなど極力リーズナブルなホテルを選ぶのですが、宿自体を目的とした場合は、少し高価でも、やはりできるだけ魅力的なところを選んでしまいますね。こういう人が、少々増えているのかもしれません。

※冒頭の写真は、家庭画報にも紹介されていた三重県の志摩観光ホテルに2018年に行った時のもの。あそこももう一度行きたい…。

※この夏体験したオススメ宿を教えて!の募集も、まだまだ継続中です。こちらの記事をご参照ください。



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