【宿泊レポート】THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS 賢島(2021年8月30〜31日)
実家に帰ったついでに、賢島へ行ってみることに。近鉄大阪線で賢島駅には12時過ぎに到着。駅前でお昼を食べて、13時30分発の遊覧船に乗ろう…という算段です。
駅から歩いてすぐの遊覧船の乗り場でチケットを買って、そのまた近くの「なかよし水産」へ。コの字になったカウンターには、ところどころに小さなコンロの上に鉄板が。ここで海鮮を焼いて食べるのが基本のお店のよう。「ミニBBQセット」2300円というのを頼んでみました。じゃーん。
こんな感じの海の幸がセットに。こりゃもう飲むしかないですよね〜。大将がまた気さくな人で、ベタなダジャレ好き。黒板メニューに「ビエマルク」とあるので何かと思ったら、車エビのこと^^;。お値段も手頃で、楽しい時間が過ごせました!
そして英虞湾を巡る遊覧船に。いろいろな島の間を通る小さい船の方を選択したのですが、1400円がお安いと思えるほど、美しい景色が次々と展開する約1時間のクルーズでした。天気が良かったこともあるんですけどね。
さて今日のお宿は、「THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS 賢島」。先日の奈良・桜井に続いて、ひらまつシリーズ第二弾です。近鉄賢島駅までお迎えにきてもらって、車で6〜8分で宿に到着です。
客室はわずかに8室。今回は奮発して、別棟の客室温泉付きの部屋にしてみました。
ドアを入ると手前がキングサイズのベッド。リビングスペースがあって、その向こうに客室温泉浴槽が!海外のリゾートコテージとかで、こんな感じでプールがある部屋は見たことあるのですが、ほぼ同じレイアウトで温泉…っていうのは、国内でも初めてです。
木の浴槽の温泉は、柔らかいお湯。窓の外の風景を見ながらゆったり長湯が楽しめます。スパークリングワインなんかも飲んだりして。窓の外のテラスにも椅子が2客用意されていて、英虞湾を眺めながら寛ぐことができます。木がちょっと茂ってて、ばっと海の景色が広がるってわけじゃないんですけどね^^;。
このホテル、もともとあった企業の保養所をリノベーションして2016年にオープン。この温泉付きの部屋4つは、その時に増築した棟にあります。増築部分には貸切の露天風呂施設もあって、予約を入れて利用することができるんですが、このお風呂もなかなか!ちょっと写真は遠慮したんですが^^;。
で、ひらまつですから、やっぱり目的はお料理。個室になったレストランでいただきます。今日のお料理にはこんな伊勢志摩の食材が登場するそうで。伊勢エビにはちょっと季節はずれというのちと残念。今度は冬に来てみないと。
料理はこんな感じで展開していきました。まずは桃と生ハムのカッペリーニ、フォワグラとトマト、キンメダイ、アワビ、そして松阪牛。どうもアワビの料理の写真を撮り損ねたようです^^;。イタリアンもフレンチも、どっちの要素も入ったお料理ですね。
お酒は5種類のお酒が飲めるペアリングでお願いしました。デザートの前のもずくご飯と合わせるには、こんな伊賀のお酒も。
料理を手掛けるのは、東京やパリのひらまつで腕を磨いた今村将人さん。そして奥さんの今村美穂さんが女将として、このホテルのサービスを取り仕切っています。かなり居心地の良いおもてなしです。
朝食もこのレストランで。スープとサラダの次に登場したのが、このエッグベネディクト。絶品の美味しさでポーションも小さめで。これ、ホント良かったです。
さて、ゆったりの12時チェックアウト(予約をとった一休の特典です)で12時30分賢島駅発の名古屋行きの近鉄特急「伊勢志摩ライナー」に乗ります。
この列車、もちろん特急料金が必要なのですが、普通席と同じ料金でこんなサロンシートを取ること可能。まあ早いもん勝ちなんでしょうけど。これリクライニングはできませんが、背中が高くてテーブルがあって快適です!
当然車内では、賢島駅で購入したお酒とビールで、プチ宴会…。
名古屋までの2時間ちょっと、楽しく過ごすことができました。そこから約1時間で中部国際空港(セントレア)。新千歳〜セントレア便は、比較的安く手に入れられる路線なので、伊勢志摩・賢島方面への旅行には、便利。
海がきれいで食も素晴らしい賢島、また行ってみたい場所の一つです。
THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS 賢島
●今回の主目的 リゾート(グルメ)
●価格帯 デラックス(1人1泊2食7-8万円以上を覚悟)
●スタイル(部屋・風呂・設備) デラックス(スイート)
●食事 デラックス(洗練されたコース・会席)
●立地・周辺環境 賢島の海を望む郊外のロケーション
●地域感・唯一性 志摩の海でとれた魚介類のフレンチ、三重の地酒
●主目的に対しての評価 大満足\(^o^)/