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【宿泊レポート】 シェラトン都ホテル大阪(2024年8月28日〜30日)&実家を失うということ

ようやくもろもろの段取りが整って、誰も住まなくなった大阪府八尾市の実家の売却の決済の日がやってきました。台風でこの日程で大阪まで行けるか心配だったのですが、超スピードののろい台風だったおかげで、結局行き帰りとも予定通りと全くの取り越し苦労でした。

せっかくの大阪なので、やっぱり美味しいものを食べたいもの。皆さん同じだと思うのですが、実家のある土地って実家で食事をすることになるので、意外と食べ歩きをしていないのです。そういう意味で、私にとっては大阪はまだまだ未開拓の土地…。

売却の決済がある近鉄奈良線の瓢箪山駅、実家のある近鉄大阪線の河内山本駅に行くのが便利で、伊丹空港へのアクセスが楽で、焼肉を必ず食べに行く鶴橋にも、繁華街・ミナミにも近いということで、今回の宿は近鉄上本町駅に直結している「シェラトン都ホテル大阪」にしてみました。

部屋はコンフォートプレミアムツインに。広さもしっかりあって、ベッドも広々!料金的にもかなりリーズナブルでした。
バスルームも狭い感じはまったくありません。

コンフォートフロアのお部屋は贅沢感はないし、ちょっと年月を感じたりもしますが、メンテナンスはかなりしっかりとされていて、快適にステイできました。ソファーの横のスタンド付きのテーブル&いすがあり、お仕事なんかも、しっかりできちゃいます。

ロケーションの良さで選んだわけですが、今回の目的には思っていた以上に便利。伊丹空港からリムジンバスで着く、上本町駅のバス乗り場からもすぐ。上本町駅の改札へもすぐ(2階から近鉄百貨店のエレベーターを活用するのが、近道です)。駅構内のコンビニやカフェでのお買い物もでき、朝食付きでなくても、まったく苦はありません。これからの墓参りの際も、このホテルで決まりかな。

さて、無事決済を終え、実家に移動して近所の3軒にご挨拶、ホテルに戻ってきたのですが、なんとも言えぬ安堵感に加え、微妙な寂しさも。子どもの時暮らしていて、大人になっても親が暮らしていた家が、自分の手から離れて、たぶんもうほとんどそこへは行くことがなくなったのですから…。

この心の隙間?を埋めるのは、やっぱりアルコールです。ということで、以前から狙っていたたこ焼き店「たこりき」に行くことにしました。ホテルからは歩いて約20分の、空堀商店街の近くにあります。

昼はたこ焼きとワイン、夜はお料理とワインのお店。木の引き戸がなんともいえない風情で。
空堀商店街にある「こんぶ土居」さんの出汁を使った生地はふんわり、とろっと。ソースもナチュラルで、クドくなく、いくらでもいけちゃうたこ焼きです。
塩チーズたこ焼きは、2種類のチーズを使って、仕上げにゲランドの塩でふりかけたもの。いかにもワインに合いそうですが、本当に合います。
おすすめのグラスワインも美味しいですが、あると必ず飲んでしまうハートランドの生ビール。オールモルトでコクもあるのですが、キレがいい。昔から好きなんです。

そういえば、小学生の時には、実家近くの神社が遊び場で、同級生が放課後は皆そこに集合。駄菓子屋さんやたこ焼き屋さんが隣接していたので、そこでお菓子を買ったり、たこ焼きを買ったり、食べながらベッタン(メンコのこと)をしたり、ビー玉で遊んだり。そのたこ焼きは「たこりき」のものより素朴でしたが、それなりに子どもには美味しかった。まあ、どこに記録のあるものでもなく、当時の子どもがいなくなれば、忘れられてしまう話なのですが。

その夜は鶴橋で焼肉を食べ、翌日の昼はミナミの「大黒」でかやくご飯を食べ、心斎橋大丸の地下の「世界酒BAR セカサケ」でワイン三昧。実家を失った記念の飲酒を、たっぷり楽しんできました^^;。

シェラトン都ホテル大阪
今回の主目的 宿泊
●価格帯 リーズナブル(1人1泊2食1〜2万円以下)
●スタイル(部屋・風呂・設備) ミディアム(普通30㎡台)
●食事 (食べていない)
●立地・周辺環境 ターミナルである近鉄・上本町駅直結
●地域感・唯一性 関西空港や伊丹空港のリムジンバス乗り場に近く、繁華街・ミナミにもすぐ
●主目的に対しての評価 満足(^o^)

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