少しでも、副業利益があった方が株投資に有利な理由

何度も、最近の株式投資は、情報戦じゃなく、超心理戦だと書いて
きました。
ネットでアナリスト並みの情報を個人投資家の誰でも簡単に取れるようになったので、プロの証券や投資会社の機関投資家は、株価を動かして個人投資家の欲と恐怖を操っていい株を安く手に入れる、今の株式市場は
機関投資家に、個人投資家の欲と恐怖をあやつられて、安くいい株を
とられる、もしくはお金をとられる、超心理戦になっているのです。

情報は、早くから手に入るようになりましたが、昔のように
「業績がここから上がる会社だから、株価もすぐ上がる」と
いうようなことにはならず、機関投資家がいいニュースが
でても、わざと株価を空売りで下げたりして、いわゆる
じらされる時間が長くなってきました。

人間は、「じっと待つ」ということが一番苦手です。
株運用で儲けたいという人は、毎日、株価とにらめっこ
しているうちに、これからこの会社はよくなると頭では
わかっていても、目の前の株価が下がってくる、もしくは
株価があまり動かないと、イライラしてきます。
そして、自分の今の株価をみつめる行為が、すぐ利益に
つながると実感したい衝動にかられます。

そして、内容はともかく、株価の動きが早く今日の
利益をすぐあげられそうな株に、つい飛び乗って、
損をしたりしてしまいます。

働き者の人ほど、毎日、自分が働いている＝利益を
出している実感がほしくなるのです。いわゆる、
デイトレですね。

でも、それは一般の人にとって悪魔の罠です。
デイトレは、素早い反射神経がいるし、たいてい
人の心理の逆に株価を大きく短期的に動かして
くるので、心のいい人ほど、大損してしまいます。

自分の思っている株が、安くなればなるほど、
安く買い増せる、と喜ぶには
副業をもっていて、副業で働いたお金で、安く
買い増せる人の方が、株の値上がりをストレスなく
待てます。

投資と副業、両輪で稼ぐ人が、投資だけの人より、
はるかに心理的にも、現実的にも、有利です。
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