好きなものの共有-母→息子編-
「好きなもの」の影響は子どもからだけではなく、母からも受けてしまうものです。
アイドルグループが好きで、車で音楽をかけていた、お友達のお母さん。
親戚のお家にいって、懐かしの歌がテレビで聞こえてくると、「あー!これ、お母さんのうた!!」。
さる女優さんが嫌いだった、お友達のお母さん。
「この人、嫌いなんだよねー。若いからって色目使ってさー」と家で話していたら、幼稚園でのこと。
「先生、若いよねー」「わかいの?」「うん、〇〇はそう思わない?」「うーん、わかいのダメだからいってくるね!」「は?!」「先生!」「なぁに?」「わかいと、いろめつかってきらいになっちゃうよー」
これらは聞いた話ですが、我が家でも気をつけようと思いました(苦笑)
さて、我が家の息子は日中母といる時間が長いので、私がカーズや仮面ライダーを見るのと同じように、私の好きなテレビを見ていました。
それは…
朝ドラ!!!!
かれこれずっと観ていますが、先程子どもたちに違わず、しっかり影響を受けているなぁと思ったのは、幼稚園に入ってからでした。
ある日、お迎えの時間に描いた絵を渡されると「✖️」がいっぱい描かれています。
「???」
「?」と悩んでいると先生が。
「あのお母さん」
「はい?」
「あみかけってなんですか?」
「へ?」
「息子くん、よく言うんです。これはあみかけだって。」
…笑いました(笑)
「朝ドラ・あみかけ」でわかった方は朝ドラ通です(笑)
当時観ていた主人公が漫画家の世界に入った時、師匠に言われたのが「あみかけ」という技法の特訓でした。
またある時は…。
粘土で作った作品を焼く体験教室があった時のこと。
「今日珍しく息子くんが質問していまして!」
「へぇー!なんて聞いたんですか?」
「それが…いしがまでやくんですかって!」
…笑いました(笑)
当時の主人公が陶芸家で、石窯でのものづくりに挑戦している途中だったのです。
園の先生の歳で朝ドラは観ませんよね。
おかげで私はすっかり朝ドラの人です(笑)
思わぬ影響に楽しく笑わせてもらっている母なのでした。
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